「オアシス」の英ネブワース公演 (C)Ignition

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 2009年に解散したイギリスの世界的ロックバンド「オアシス」の初となるドキュメンタリー映画「オアシス スーパーソニック」の新場面写真3点が初公開された。

「オアシス」の中心メンバーであるリアム&ノエル・ギャラガー兄弟が製作総指揮を務めた同作は、1991年のバンド結成から、96年の2日間で25万人を動員した英ネブワースでの公演までの軌跡を追う。公開された場面写真は、ノエルが「インターネット誕生前の最後の、盛大な人々の集会」と表現したネブワースでのライブを切り取ったもの。広大な会場を上空からとらえた写真や、「オアシス」がステージ上で観客を盛り上げている光景が確認できる。

マット・ホワイトクロス監督は「オアシスというバンドの歴史において特別で二度と繰り返すことのできない期間というのはネブワース・ライブまでの3年間だと思う」と証言。「このプロジェクトは僕にとって、当時へと時空旅行するような感じなんだ。バンドが輝きを放った、二度と戻ってこないあの当時の感覚をもう一度味わえる」と90年代を代表するバンドが最も輝きを放った時代を本作で追体験できる点をアピールする。

一方、プロデューサーのジェームズ・ゲイ=リース氏は「(現在の)イギリスのポップカルチャーはソーシャルメディアによって食い荒されている。そこには神秘性はない」と警鐘を鳴らしながら、ノエルが抱いていたという思いを吐露。「次世代のバンドに向けた掛け声のような役割をこの映画に果たして欲しがっていたと思うよ。音楽業界に可能性を狭められちゃいけない」と語りつつ、「(本作で)『オアシス』の精神が少しでも伝われば、はみ出し者が集まった新たな集団の心に火をつけることができるんじゃないか。そして『オアシス』が再び世界を変えるんだ」と熱のこもったコメントを寄せている。

「オアシス スーパーソニック」は、12月24日から東京・角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国で順次公開。