トラックの前方目がけてカバが体当たり(出典:http://www.news24.com)

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水中から顔をのぞかせている姿や陸上をゆったりと歩いているところを見ても穏やかなイメージを与えるカバ。しかし陸上でのカバは、常に緊張感を持って行動しているようだ。

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11月26日早朝、モザンビークで仕事を終えたウィカス・セロニーさんが南アフリカのクルーガー国立公園の外を運転していると、橋の上に1頭の大人のカバを目撃した。

カバの付近を歩いている人もおり、また国立公園近辺であったため人間に慣れている野生のカバだと思ったセロニーさんは、数メートル先にいるカバの様子を携帯動画で撮り始めた。

すると突然、カバはセロニーさんの軽トラックに突撃。カバは力任せにトラックの前方目がけて体当たりしてきたのだ。道のすぐ脇は50メートルの急な斜面があり、もしカバがトラックの横を狙うとそのまま転落してしまう。逃げ場のないセロニーさんは、恐怖におののいていた。

その後カバは攻撃を止め、自分が勝ったと思ったのかくるりと向きを変えて去って行ったという。

カバは穏やかな動物というイメージを持つ人もいるが、実はアフリカの野生動物の中でも危険な動物として知られる。野生動物専門家は、「カバは水の中にいるときが一番安全と感じ、陸上は彼らにとっては安全圏外です。そのため陸上では完全に予測不可能な動物と言えます。今回のケースでは、カバが橋の隅にいたことから『追い詰められた』という危機感もあってあのような攻撃的な行動に出たのでしょう」と話している。

出典:http://www.news24.com
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)