『破裏拳ポリマー』の坂本浩一監督とキャラクターデザインの野中剛

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「ガッチャマン」や「タイムボカン」シリーズなどのタツノコプロ55 周年を記念した実写映画『破裏拳ポリマー』(2017 年5月公開)で、坂本浩一監督とキャラクターデザインを手掛けた野中剛による「破裏拳ポリマー」復活記念トークショーが12月4日に幕張メッセで開催。2人が語る制作秘話やイベント用の特別映像に会場の観客は色めき立った。

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坂本は本格的なアクション映画に初挑戦した主演の溝端淳平の頑張りを称えた。「溝端くんとは撮影に入る4か月前くらいから一緒にトレーニングをしていきました。ポリメットは顔が見えるので、アクションはほぼ全部、彼自身がやっています。彼はストイックで真面目な性格なのですごく頑張ってもらいました」。

溝端が演じるのはポリマー/鎧武士(よろい・たけし)役。新米刑事・来間譲一役に山田裕貴、稗田玲役に原幹恵、南波テル役に柳ゆり菜がキャスティングされた。ストーリーについて坂本監督は「原作と違うのはパリマーと新米刑事のバディものになっているところです。熱いイケメンの友情や成長物語が入っているので、女子のファンにも観てほしい」とアピール。

ステージにはポリマースーツも登場し、熱い視線を浴びる。ポリメットを被ると変身するポリマーということで、野中は「ポリメットもできれば変形して、ちゃんとポリマーになるような作りにしたかった。また、LEDを使い、ライトアップする機能も入れた、新しい時代のポリマースーツを作ろうとしました」とディテールについて説明した。

坂本監督も「メットオンを絶対やりたくて、そこはデザインや造形にこだわりました。実際にはめられるようなデザインにしてもらいました」とのこと。スーツ全体像についても野中は「着込んで人の形ができあがるようになっています」とパーツ1つ1つへのこだわりも解説してくれた。

最後に坂本監督は「『破裏拳ポリマー』を観ている方も観ていない方も含めて楽しめる作品にしました。イメージを崩さず、また新たなものを作り上げようとしました」と力強い言葉でイベントを締めくくった。【取材・文/山崎伸子】