衝撃の体験だったと向井理
 - 写真:杉映貴子

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 鬼才・堤幸彦監督によるコミカルなミステリードラマ「神の舌を持つ男」の劇場版である『RANMARU 神の舌を持つ男 酒蔵若旦那怪死事件の影に潜むテキサス男とボヘミアン女将、そして美人村医者を追い詰める謎のかごめかごめ老婆軍団と三賢者の村の呪いに2サスマニアwithミヤケンとゴッドタン、ベロンチョアドベンチャー!略して…蘭丸は二度死ぬ。鬼灯デスロード編』主演の向井理が、劇中で「二度とできない演技ができた」と貴重な体験を共演の木村文乃、佐藤二朗と共に語った。

 問題はわらべ歌「かごめかごめ」のいわれについて、佐藤演じる宮沢寛治が説明するシーン。佐藤は台本を読んで、静かな説明ぜりふだと思っていたそうだが、撮影現場で堤監督からスケッチブックとペンを渡され、体全体で表現するよう指示されたという。

 全身、汗だくで演じきった佐藤は、その後、3日間、筋肉痛に悩まされたとか。その姿を「観た方はきっと“『かごめかごめ』にそんなルーツがあったとは……”って、すごい発見があると思いますよ」と他人事のように向井が話すと、「僕も他人のことは言えないけど、あなたも堤さんの演出に、破天荒さを遺憾なく発揮していたよね」と佐藤が反撃。

 すると、向井は「あの時の二朗さんは、何かが乗り移ってました。憑依(ひょうい)してました。カオスです。僕が奇声なんて発する場面じゃなかったはずなのに。二度とあんなお芝居、できません」と苦笑い。どうやら、蘭丸役として、寛治に対峙(たいじ)した際、本人すら想像していなかったパワーが噴出したようだ。

 その場にいなかったという木村は「外にいると、何やら奇声が聞こえてきました。台本にはそんなことは載っていなかったので、衝撃が走りました」と当時の恐怖体験を証言。

 果たして、普段はいたってクールな向井の二度と見られないであろう、思いがけず奇声を発してしまった演技とは? 向井ファンならずともぜひ、チェックしておきたいところだ。(取材・文:高山亜紀)

映画『RANMARU 神の舌を持つ男』は全国公開中