2・28事件特別展の開幕式に出席する鄭麗君・文化部長(右から3人目)

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(台南 3日 中央社)戦後の台湾で国民党政権が市民らを弾圧した「2・28事件」は来年で70年を迎える。鄭麗君・文化部長(文化相)は3日、事件は被害者やその家族だけでなく、全ての台湾人の共同の歴史とするべきだと述べた。

鄭氏はこの日、台湾歴史博物館(台南市)で行われた2・28事件の特別展の開幕式であいさつし、毎年2月28日は記念日というだけでなく、様々な方法で事件に向き合い、書き、理解するべきだと強調。さらに「我々は(やるべきことを)まだ十分にできていない」として、来年は何ができていないか、何を努力すべきか考える必要があると語った。

2・28事件は1947年、市民が起こした抗議活動を国民党政権が武力で弾圧し、多数の死者を出したほか、その後の白色テロにもつながった。今回の特別展では、当時の文献や写真など350点が展示されている。開催は来年5月21日まで。

(張栄祥/編集:杉野浩司)