交渉中のダン・トラクテンバーグ監督
 - Antoine Antoniol / Getty Images

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 「脱出王」の異名をとったアメリカの奇術師ハリー・フーディーニを描いた映画で、『10 クローバーフィールド・レーン』のダン・トラクテンバーグが監督交渉に入ったとDeadlineが報じている。

 本作は、映画『ハドソン川の奇跡』のフランク・マーシャルと、『世界にひとつのプレイブック』のブルース・コーエンが、ライオンズゲートの下で企画している作品。作家ウィリアム・カルシュとラリー・スローマンが執筆した伝記本「ザ・シークレット・ライフ・オブ・フーディーニ: ザ・メイキング・オブ・アメリカズ・ファースト・スーパーヒーロー(原題) / The Secret Life of Houdini: The Making of America's First Superhero」を基に、映画『メイズ・ランナー』のノア・オッペンハイムが脚色する。2年前にこの映画の企画でジョニー・デップが出演交渉に入り、『REDリターンズ』のディーン・パリソットが監督することになっていたが、企画倒れになっていた。

 ハリー・フーディーニは、1874年にハンガリーのブダペストで生まれ、1878年にアメリカに移住。1891年にアメリカで出版された霊媒のトリック解説本「霊媒術の暴露」(著書匿名)に書かれていた「縄抜け」に惹(ひ)かれ、マジシャンの世界に入っていく。その後、掛けられた手錠を外す「脱出術」などで一躍名をはせていくが、そのマジックが原因で、1926年に急性虫垂炎で亡くなった。期待の若手トラクテンバーグ監督に決まれば、楽しみな映画になりそうだ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)