氷点下の気温でホームレス凍死(出典:http://metro.co.uk)

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師走に入りクリスマスが近づくと、街の雰囲気も華やかになり気分もワクワクしてくることだろう。しかし多くのホームレスたちは暖を取る場所を探すことに苦労し、寒い路上での生活を強いられている。イギリスで11月30日に各地が氷点下を記録したが、その寒さから1人のホームレスが命を落としたことを英紙『Metro』が伝えた。

イギリス第二の都市と言われるバーミンガムでは30日の夜、マイナス6度を記録した。今年一番の寒さだっただけに、ホームレスらにとっては辛かったに違いない。

バーミンガムのジョン・ブライトストリートで凍死していたのは、30代とみられる住所不定の男性だった。地元住民が駐車場の近くで、冷たくなり息をしていない男性を発見したという。

イギリスでは現在、25万人のホームレスが路上生活をしていると言われている。なかでもロンドンのウエストミンスター地区はホームレスが最も多く、25人に1人が路上生活経験者かホームレスのための仮設利用者だそうだ。

国内でホームレスの多いエリアの上位50のうち、ロンドンのチェルシーやケンジントンなど34エリアがロンドン市内だという。他にもブライトン、バーミンガム、ブリストル、レディング、マンチェスター、コヴェントリーなどが含まれている。

この国において話題となっているニュースの一つに、バッキンガム宮殿の修理費の高さがある。日本円で約500億円と言われる金額を税金から負担しようとしている政策を市民は快く思っておらず、「王室にはいくらでもお金をかけるのに、ホームレスの人たちには十分なサポートができていないのでは」という批判の声も少なくない。

出典:http://metro.co.uk
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)