東京、大阪ともにボーナスは貯金する人が多かった。一方、共働き世帯では、相手のボーナス額を正確に把握していないようだ。

 冬のボーナス時期が到来し、お金に関する意識調査が行われている。マニュライフ生命保険株式会社は、東京と大阪の30歳から59歳までの男性500名を対象に「お金に関する調査」を実施し、その結果を10月12日に発表した。調査期間は8月29日から9月1日にかけて。

 まず、人生で最も大事だと考えているものについて聞いたところ、最も多かった回答が「お金」で、東京エリアが32.4%、大阪エリアが38.8%だった。以下、「妻・彼女」(東京23.2% 大阪25.6%)、「趣味」(東京13.6% 大阪10.8%)と続いた。

 続いて、気になるボーナスの使い道を聞いたところ、最も多かった回答が「貯金」で、東京エリアが53.2%、大阪エリアが57.6%だった。以下、「今使いたいものに使う」(東京29.3% 大阪27.6%)、「投資」(東京17.6% 大阪14.8%)と続いた。

 大まかな傾向は東京と大阪で似ているが、東京エリアの人よりも大阪エリアの人のほうがボーナスを貯金に回す人が多いようだ。

 一方、共働き世帯のお金の管理事情を調査した結果もある。株式会社アバントは11月4日から17日にかけて、共働き夫婦のお金事情に関する意識実態調査を実施した。調査対象はグループ会社に勤務する共働き世帯の社員100名。

 まず、夫婦間のお金の管理状況を聞いたところ、36.8%が「費用項目ごとに負担し、夫婦別口座で管理」と回答し、「夫婦共通のお財布(口座)を用意して家計を管理」の28.4%とあわせ、65.2%が家庭内でお金を別々に管理していた。「妻がすべて管理」は22.1%、「夫がすべて管理」は10.5%だった。

 そこで、お金を別々に管理しているという人の中で、相手の給料やボーナス額を正確に把握しているか聞いたところ、「把握している」と回答した人は26.6%にとどまった。「大体把握しているが正確な金額はわからない」は45.7%で、「全く把握していない」は13.8%だった。また、相手の貯金額に関して把握している人は13.8%、全く把握していない人は33%だった。

 ボーナスは貯金に回す人が多い一方で、共働き世帯ではお金を別々に管理する傾向があり、相手のボーナス額や貯金額などを正確に把握していない夫婦が多いようだ。

サイトウ イサム[著]、加藤 秀行[著]