2日放送、TBS「爆報!THEフライデー」では「力道山のライバル 伝説の覆面レスラー ザ・デストロイヤーは今・・・」と題し、往年の名プロレスラー、ザ・デストロイヤーの現在を伝えた。

1963年当時、視聴率が64%とも言われた力道山との一戦をはじめ、全盛期のジャイアント馬場やアントニオ猪木とも戦っているザ・デストロイヤー。そんなレジェンドレスラーは現在86歳。ニューヨーク州バッファローに東京ドーム7個分の敷地を持ち、特注で作ったという和室もある5LDKの自宅で生活。広大な敷地の中には、小規模のゴルフ場を作り、長女のクリスさんが運営している。

番組の取材に対し、力道山の死についても語っているザ・デストロイヤー。1963年12月8日、力道山は赤坂のクラブで泥酔、トラブルの末に刺されたことが一因となり、その7日後に帰らぬ人となった。

この日、赤坂の料亭で力道山と会っていたというザ・デストロイヤーは、力道山からクラブに誘われるも帰国の飛行機に乗らなければならず、これを断念。事件はその約3時間後に起こったという。

「あの時のことを今でも後悔している」というザ・デストロイヤー。番組のカメラに「私は力道山が刺される直前まで一緒にいた」と明かすと、「もし飛行機をキャンセルできれば運命は変わっていた。私が一緒にいれば力道山を守れたはず」と告白。そんなザ・デストロイヤーは今も亡きライバルを想い、敷地内に桜を植えているという。