『RANMARU 神の舌を持つ男』の佐藤二朗との宴会に参加してみた

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『トリック』や『SPEC』シリーズの堤幸彦監督×向井理主演の“温泉ギャグミステリードラマ”を映画化した『RANMARU 神の舌を持つ男』(12月3日公開)。今回、映画に登場する「鬼灯村」の宿としてロケを敢行したのが、山梨県の秘境にある「赤石温泉」だ。11月某日に、朝永蘭丸(向井理)の相棒・宮沢寛治役を演じた佐藤二朗と共にこの宿で宴会をするという1泊2日の温泉ツアーが開催された。

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鯉のあらいや馬刺しなど、地元の料理に舌鼓を打ちながら、佐藤との歓談を楽しむ参加者たち。集まったのはほとんどが佐藤の熱烈なファンで、佐藤はサインや握手、写真のリクエストに笑顔で応え、和気あいあいとした空気が流れていく。クイズ大会では佐藤が毒舌を交えて不正解者をばっさり斬ったり、珍回答にツッコミを入れたりして爆笑の渦を作り出す。

また、クイズ大会では佐藤自身にも「堤幸彦監督と、福田雄一監督に同じタイミングでオファーが入ったらどっちを選ぶか?」という難題が出された。佐藤は「誰だよ、これ聞いたヤツ」と思わず苦笑い。ちなみに完成披露舞台挨拶では「俺と福田さんのどっちを選ぶんだ?」と堤監督自身が佐藤に詰め寄り、大爆笑となったことも記憶に新しい。良い感じにお酒が入った佐藤は「酔っているのでわかりません」と回答すると拍手が上がった。

その後、佐藤が参加者の悩みごとにアドバイスをするという人生相談的なコーナーが展開される。あらかじめ参加者が書いたアンケート用紙を読み上げる佐藤は、お酒の勢いも借りて爆笑の塩対応に出る。「酔っ払ってよく電車で寝過ごしたり、ケガをして救急車で運ばれたりしたこともあります。どうしたら酒癖が治るでしょう?」という質問に佐藤は「知らねえよ」と笑いながら紙をくしゃくしゃに丸める。

続く「料理でよく失敗してしまうのですが、どうして酒と酢を間違えるんでしょうか。漢字がよく似ているからですね」という悩みには読みながら失笑する佐藤。「まともな質問はないのか!」と喝を入れ、参加者たちは大ウケだ。

その次の悩みは、クイズ大会で優勝した筋金入りの佐藤ファンのものだった。「マチコ(呼び捨てにして)。もしくはマチでお願いします」と読み始めた佐藤は「これは破り捨てられないね。じゃあ“マチ”で」と機嫌を直す。「ビールが苦手です。おいしく飲めるにはどうしたらいいです?」という質問に佐藤は「ビールに合うつまみを選ぶこと。まあ、俺も酔っ払ってるから、どうでもいいことなんだけど」と笑う。

「すごく緊張するタイプです。二朗さんが普段行っている緊張しない方法を教えてください」という質問については「僕が鈴木裕美という舞台演出家から聞いたことなんですが、人は『絶対に緊張しなきゃ』と思うと緊張しないんだそうです。やってみてください」としっかりアドバイス。さらに「すごく嫌な話をすると、僕は最近バラエティに出ても緊張しないんです。なぜならば世の中の人がもう俺の顔を知ってくれているという余裕があるから」と本音も語った後で「ああ、酔ってるから何も面白いことが言えない」とタジタジになる一幕もあった。

若い男性からの「将来、遺伝的にハゲることがわかっています。ぼくは今後、どうやって生きていったらいいですか?」という悩みに関して佐藤は「なんでハゲるの?」と聞き返す。男性は「父親もお爺さんもハゲていますし」と答えると、佐藤は「あそう。大丈夫。お前も絶対にハゲるよ」と何の解決も導かずに笑いを取った。

他にも女性から「だんながアニメの女の子を好きになり出したようです。応援すべきでしょうか?」と聞かれた佐藤は「別れなさい。早く」とバッサリ。ドッと笑いが起きた後で佐藤はすぐに「大丈夫です。そういうこともあります」と仏のように達観した表情でアドバイスをした。質問者が「仲良く3人で暮らしていけばいいと?」と再度聞くと「そうです。まあ、僕も適当に答えてますから。強く生きていってください」と緩いエールを送った。

初対面なのにすっかり意気投合していたツアーの参加者たち。佐藤の緩急交えた絶妙なトークにより、宴席はそれぞれに熱い盛り上がりを見せていた。『RANMARU 神の舌を持つ男』はいよいよ今週12月3日(土)より公開だが、参加者たちから「映画、絶対に観に行きます」という声があちこちで上がり、イベントは大成功だった。【取材・文/山崎伸子】