2日、韓国・ノーカットニュースによると、市内の伝統市場が火災により大きな被害を受けた韓国大邱市の権泳臻市長が、1日同地を訪れた朴槿恵大統領の慰問時の行動について恨み節を漏らした。写真はかつて釜山の市場を訪問した朴大統領について報じた新聞。

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2016年12月2日、韓国・ノーカットニュースによると、市内の伝統市場が火災により大きな被害を受けた韓国大邱市の権泳臻(クォン・ヨンジン)市長が、1日同地を訪れた朴槿恵(パク・クネ)大統領の慰問時の行動について恨み節を漏らした。

権市長は2日、火災被害を受けた西門市場の商人非常対策委員会の会議で、店主らから「昨日現場を訪問した朴大統領から特別な言及はあったか」と問われ、「大統領には会えなかった」と述べた。また、「朴大統領が西門市場火災収拾対策本部に寄って報告を聞き、被害商店主らと面会するものと予想していたがそうではなかった」と、朴大統領の行動が想定外であったと語った。市長によれば、大統領のこの日の慰問は事前に連絡がなく、また当初より大統領の対策本部訪問が日程に含まれていなかったことを、市長自身も後になって知ったという。

市長は朴大統領のこうした「不適切な振る舞い」を意識するように、「市民が苦しんでいるところに市長が駆け付けるのは当然だ。被害に遭った住民らの側に立って働く」と述べた。

朴大統領は1日午後1時30分ごろ火災現場を電撃訪問したが10分ほどで立ち去り、被害者らを慰労したり消火作業に当たる消防士らを激励したりすることはなかったという。

市場の商店主らは「自分が必要な時はいつも西門市場に来るのに、いざ私たちが苦しんでいる時には何の助けもしてくれない」と不満をこぼしている。また、韓国のネットユーザーからは、朴大統領に対し批判の声が相次いでいる。

「朴槿恵がそこまで考えてるわけがない。期待するな」
「大統領は慰めてもらいに行ったんだよ」
「単なる気晴らしだね。ブルーハウス(韓国大統領府を指す)は今や監獄だから」
「自分の選挙地盤がどうなってるか見に行ったんだ」

「市場の人は全財産が吹っ飛んだというのに、大統領は笑ってたらしい」
「パクサモ(朴槿恵を愛する人たちの集い)メンバーに会いに行っただけだよ。燃えた家の前で宴会したのさ。それが朴槿恵という人」
「パクサモだけが事前に訪問を知ってたということ?」

「パクサモと写真に写りに行っただけだろ」
「やっぱり人となりをちゃんと見て投票しないと駄目だな」
「車の中で涙したらしいけどね。ショー政治の達人・朴槿恵に慰めてもらっても、それは慰めにならないのでは?」(翻訳・編集/吉金)