11月19日に静岡県浜松市で開催された「プジョーライオンミーティング2016」でサプライズイベントとして日本で初めてアンベールされた新型プジョー3008。

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新型モデルのお披露目は、プレス向けに披露してから公開されることが多いだけに、従来からのプジョーファンを大切にするという想いが伝わってきます。

新型プジョー3008は、こうした既存ユーザーの乗り替えなどはもちろん、いままでプジョー車に乗ったことのない新しい顧客獲得も期待されているそうです。

例えばSUVでいえば、レンジローバー・イヴォークが新しいお客さんをディーラーに呼んだようにです。なお、プジョーは2017年をSUVイヤーとし、新型プジョー3008を含めた3台のSUVを揃えると言いますから楽しみです。

さて、プレス向けのお披露目(説明会)では、まずプジョーの最新コクピット「i-Cockpit」から解説。すでにプジョー308などでも採用されているコンセプトをさらに推し進め、先進的なデザイン、設計としています。

上下のリムを水平にした小径ステアリングの上からのぞくメーターは、「ヘッドアップディスプレイ(12.3インチ)」と呼びフルデジタル化されていて、メーター表示の動きはアウディなどよりもさらに未来感のあるものになっています。

中央には、8インチのタッチ式スクリーンを配置し、表示される項目を選ぶ際には、その下にあるトグルスイッチを操作するというユニークなインターフェイスを採用。

また、小気味よいハンドリングを提供する小径ステアリングは、上下のリムが水平にカットされていますが、これは視界確保(上側)、膝前スペースの確保(下側)という役割も担っているそうです。

新型プジョー3008のボディサイズは、全長4450×全幅1840×全高1620mm、ホイールベースは1720mm。ライバルとしては次期フォルクスワーゲン・ティグアンが欧州でも日本でもガチンコになると想定しているほか、少し価格帯は上になりますがアウディQ3、BMW X1などが挙げられます。

プラットフォームはプジョー308と同様に「EMP2」で、日本向けのエンジンは、180ps/400Nmを発揮する2.0L 直列4気筒DOHCターボディーゼルの「BLUE HDi」、そして165ps/240Nmというスペックの1.6L 直列4気筒DOHCガソリンターボを用意。トランスミッションはともに6ATが組み合わされます。

駆動方式はFFのみですが、プジョー2008にも搭載されている「グリップコントロール」を「アドバンスドグリップコントロール」に進化させ、下り坂でもブレーキ操作をせずに一定速でクリアできるヒルディセントコントロールなども用意することで、悪路走破性も高められています。

価格を含めた詳細は来年春の発売まで待たなくてはなりませんが、3月末まで全国15拠点で実物をチェックできますので、気になる方はプジョー正規ディーラーを訪れてみてはいかがでしょうか。

(文/写真 塚田勝弘)

【関連リンク】
プジョーオフィシャルホームページ
http://web.peugeot.co.jp/3008-amplified-experience/

 

【新型プジョー3008】VWティグアンがライバルのCセグメント派生SUVが公開(http://clicccar.com/2016/12/02/422886/)