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マイクロアドは12月2日、さまざまなデータを集積・分析を行うマーケティング基盤構築サービス「UNIVERSE」の提供を開始した。

マイクロアドは自社で取得したインターネット上のオーディエンスデータや、第三者企業から提供を受けたデータを統合的に集積・分析することで、広告配信に活用する事業を進めている。今回、それらデータ集積・分析の知見を活用し、企業のマーケティング基盤構築を支援するサービスとしてUNIVERSEを開始する。

UNIVERSEは、企業の保有する顧客CRMデータ、マイクロアドが保有する4億ユニークブラウザのPCおよびスマートフォンの行動データを単一のIDにより、統合的に結び付け、分析する機能を提供。また、マイクロアドがハブになり、第三者のデータ保有企業との連携も支援し、さまざまなデータを統一的なIDで横断的に集約・分析する環境を提供する。

これらの機能により、従来は単一のデータソースによる一面的な顧客属性分析しかできなかったが、複数のデータソースによる多面的な分析が可能となり、より正確な顧客ペルソナを把握することができるという。これらの分析結果はシームレスに広告配信やCRM施策への適用ができ、的確なユーザーコミュニケーションを実現する。

UNIVERSEを活用したマーケティングユースケースとしては、オンラインでの商品購買に至ったユーザーの購買誘因をデータから分析し、ペルソナを設計した上でCRMや広告配信のターゲティングに活用することや、実店舗の位置情報とマイクロアドが保有する各種行動データを統一IDで横断的に分析し、商圏ごとのユーザー特性を把握することで位置連動型のCRM施策や広告配信のターゲティングに活用することなどを挙げている。

データ分析環境に対し、各種のファクトデータをインプットすることで、ファクトから遡ったユーザーの行動分析が可能となるほか、従来の仮説設計を起点としたコミュニケーションプランニングから、結果事実を起点とした新たなコミュニケーションプランニングを実現することができるという。

また、ソフトバンクが2016年10月から提供している、SoftBank Ads Platform(ソフトバンクアドプラットフォーム)とも連携し、ソフトバンクが有するモバイルマーケティングの知見や独自データを融合した最適な打ち手の実現を目指す。2017年3月までにUNIVERSEの導入企業50社を目標とし、提供サービスのさらなる拡充を図る方針だ。

(岩井 健太)