いくらとすじこの違いとは?

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いくらとすじこという食べ物があります。味や形状は似ていますが、両者にはどういう違いがあるのでしょうか?

もとは同じもの?

いくらとすじこはもともとは同じものです。すじこは、サケ科魚類の卵巣に入ったままの状態の卵、またはそれをそのまま酒や醤油でつけたものです。一方で、いくらは、すじこから卵巣膜を取り除きバラバラにしたもの、その状態で酒や醤油でつけたものをいいます。加工をする前に一手間加えられているのがいくらなのです。

価格はどう違う?

それでは両者の価格はどう違うのでしょうか。まず、すじこは、いくらを取り出す手間がかかっていないため、いくらにくらべて値段が安くなっています。加工前の状態の場合は、生すじこは生いくらの半額くらいので取り引きされているようです。すじこは、膜におおわれているので、手で取り出そうとすると、いくらの粒をつぶしてしまいます。ですから、粒を取り出すのにそれなりの手間賃がかかるために、いくらが高くなっているのでしょう。家庭ですじこからいくらを取り出す場合には、手作業でやるより、餅を焼く網や、泡立て器などを使ってこそげとる方法が効率的なようです。いくらをたくさん食べたい時には、生すじこから取り出す方法にチャレンジしてみるのも良いのかもしれません。