お風呂をわかす際の適温は

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【この差って何ですか?】(TBS系)2016年11月22日放送

「『38度の半身浴』と『40度の半身浴』の差」


健康のために半身浴を実践している人は少なくないだろう。肩まで風呂に浸からないので体への負担が軽く長時間入れる。血行が良くなり、冷え症や足のむくみの改善に効果があると言われている。

半身浴を勧めるメディアを調べると、「38〜40度の湯温で」と推奨することが多いようだ。番組では、実際に最も健康効果がある湯温を検証した。

湯冷めまでの時間が大幅に伸びた

20〜40代の女性3人が、38、39、40度の湯船に、半身浴に適している時間と言われる20分間入浴し、入浴前後に顔の血流量を測定。どれだけ血行が良くなったのか調べた。

38度では、3人とも全く顔に汗をかかず。血流量は平均でプラス3.3だった。

39度では、20代の女性が顔に滝のような汗をかくも、血流量は平均でプラス3.3。湯温が1度上がっても結果が変わらなかった。

ところが40度では、10分経過した時点で、これまで一度も汗をかかなかった40代女性の顔に汗が。他2人も顔にたくさん汗をかき、血流量は平均でプラス11.2と大幅に増加した。

さらに、風呂上がりから湯冷めするまでの時間をサーモグラフィーで計測すると、30代女性の場合、38度では20分後、39度では25分後だったが、40度では50分経っても湯冷めしていなかった。

「ぬるめの風呂の方がゆっくり、じんわり汗をかける」と、長年38度で半身浴してきたという内科医の森田豊氏は、「びっくりしました。一般的には40度前後が最も適した半身浴の温度と結論付けていいのではないか」と話し、こう続けた。

森田氏「冷え症の方はすぐ湯冷めするという悩みが多い。湯冷めまでの間が約1時間あると、温かい体のまま布団に入れ、寝付きが良くなり、睡眠の質も高められる」