アダム・ドライヴァー

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戦後日本文学の最高峰とも称される遠藤周作の「沈黙」を、巨匠マーティン・スコセッシが完全映画化した『沈黙−サイレンス−』。アカデミー賞最有力候補とも言われる今作で、ポルトガル人宣教師ガルぺを演じるアダム・ドライヴァーが、映画のために行った過酷な減量について明らかにした。

米雑誌Interviewの中で『フランシス・ハ』と『ヤング・アダルト・ニューヨーク』でタッグを組んだノア・バームバック監督との対談に応じたアダムは、約23キロの減量を行った役作りについて振り返った。「監督から痩せるように言われたよ。映画がスタートする時点で、ロドリゴ(アンドリュー・ガーフィールド)とガルぺは2年かけてポルトガルからマカオへ船で渡ったという設定なんだ。伝染病もあっただろうし、食料は足りていなかったはずだし。映像で見せる以外の部分でたくさんのことがすでに起きていたんだ」と、今作のために徹底した役作りに挑んだことを告白。特に台湾での撮影には苦労したようで、空腹とうだるような暑さ、そして極度の疲労に耐えたという。常にお腹が空いているだけでなく、減量のために摂取していた薬の影響で一晩に3回は起きてトイレに駆け込む必要があったそうだ。

そのため撮影開始時にはすでにかなりの体重を落としていたが、アンドリューとアダムはさらに痩せるようにと監督から言われたそうで、「スコセッシ監督は肉体的な部分での変化(過激な減量)を見せたかったんだ。僕らに対しもっと痩せるようにと言ってきたよ。それがどの程度だったかはわからなかったけどね」とコメントしている。撮影時はセットにいても聞いて返事をすることしかできないほど、体力的にも限界が来ていたことを振り返り、『GIRLS/ガールズ』のファイナルシーズン撮影のために元の体重に戻るまで3週間かかったことも明かした。

アダム、アンドリュー、リアム・ニーソンらが出演する『沈黙−サイレンス−』は2017年1月21日(土)より全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)