30日、韓国・マネートゥデイによると、韓国政府が28日公開した国定歴史教科書の原案について、韓国の歴史教師や歴史家らが「過去の教科書以上の誤りが見つかった」とし即刻廃棄を主張している。写真はソウル・西大門刑務所歴史館。

写真拡大

2016年11月30日、韓国・マネートゥデイによると、韓国政府が28日公開した国定歴史教科書の原案について、韓国の歴史教師や歴史家らが「過去の教科書以上の誤りが見つかった」とし即刻廃棄を主張している。

歴史家や教育関係者らでつくる「歴史教育連帯会議」は30日に会見を開き、国定教科書の内容を確認したところ「中学校の歴史教科書の場合、1ページ当たり1.5件程度の誤りがあった。教科書1、2冊を合計すると誤りは400〜500件に達する」と明らかにした。

特に誤りが目立つのは、日本統治時代に抗日独立運動を展開した安重根(アン・ジュングン)や安昌浩(アン・チャンホ)に関する記述だという。高校の韓国史教科書では安重根が残した未完成の文章「東洋平和論」が「自叙伝」と誤って表現され、1919年当時の大韓民国臨時政府における安昌浩の肩書も誤って記載されている。

また、古代史では青銅器時代に関する記述やアジアにおける農耕開始時期に誤りがあったほか、世界史でも「ハンムラビ法典」に関する記述など多数の誤りが指摘された。

民族問題研究所のイ・ジュンシク研究委員は「日帝強占期(日本による統治時代)部分で見つかった誤りの事例だけでも100余りに上る」とし、「国定教科書は廃棄が正しい」と主張した。

これについて韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せている。

「一言で言えば親日教科書」
「国定教科書は自己満足のために作ったのかな。基本的な歴史も知らない人たちが自画自賛するためのものみたいだ」
「朴槿恵(パク・クネ)一派がやることだからそんなもんだろ」

「こんな教科書でうちの子を学ばせられない。絶対に!」
「子どもをこんな歴史教科書で教育するというのなら、他の国に移民させるよ」
「朴槿恵と国定教科書、慰安婦合意、THAAD(終末高高度防衛ミサイル)配備の運命は同じだ。すべてアウト」

「あーあ、これでまた税金が吹っ飛んだか」
「国の将来を担う若者たちが学ぶ教科書だ。美化され誤った歴史を教えることは許されない。後世に歴史の汚点として残るはずだ」
「歴史じゃなくて小説を書いたようだね。小説として発行したらどう?」(翻訳・編集/吉金)