29日、中国では寒い冬には「火鍋」が定番料理だが、浙江省瑞安市の火鍋専門店で、料理に粗悪な地溝油(下水油)が使われていることが発覚し、次々に摘発された。写真は浙江省の地溝油製造拠点。

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2016年11月29日、中国では寒い冬には「火鍋」が定番料理だが、浙江省瑞安市の火鍋専門店で、料理に粗悪な地溝油(下水油)が使われていることが発覚し、次々に摘発された。温州都市報が伝えた。

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市の食品安全委員会によると、11月21〜25日に公安局と食品薬品監督管理局が市内の火鍋店を検査したところ、8店舗で粗悪な油が使われていることが判明した。28日、市当局は事件関係者24人が刑事事件として警察に身柄を拘束されたと発表した。

すでに温州市でも同様の検査が行われ、複数の店が摘発されている。中には、よく知られた人気店や開業・改装したばかりの店、食をテーマにしたドキュメント番組「舌尖上的中国(舌で味わう中国)」で紹介された有名店まであった。ある店の客は「とても清潔で、そんな油が使われているとは夢にも思わなかった」とショックを隠せない。毎月5〜6回は食べに来ていたという。

地溝油とは、食べ残しの油や下水に捨てられた油をろ過して精製した食用油。食品安全基準を満たすものではなく、飲食店で使用することは禁じられている。(翻訳・編集/岡田)