1日、韓国メディアによると、朴槿恵大統領の退陣を求める「ろうそくデモ」が始まり1カ月となる中、韓国各都市の飲食店やショップにも大統領退陣を待ちわびる垂れ幕を掲げる店が増えている。写真は朴大統領退陣を求めるデモ。

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2016年12月1日、韓国・聯合ニュースなどによると、朴槿恵(パク・クネ)大統領の退陣を求める「ろうそくデモ」が始まり1カ月となる中、韓国各都市の飲食店やショップにも大統領退陣を待ちわびる垂れ幕を掲げる店が増えている。中には「大統領が退陣した日は全室無料」のホテル、「退陣するまで酒類を原価で提供する」飲食店など、独自のセールを打ち出す店も多い。

南部の都市、光州市の飲食店「マグロ工房」は先週から「朴槿恵が拘束された日、料理・酒類無料」と記した大型の垂れ幕を掲げている。店主のAさん(36)は「政治家に大きな期待をしているわけではない」としながらも、大統領をめぐる一連の事件を目にし「怒りを表現したかった」と話す。

市内ではろうそくデモに参加する市民を応援するイベントを開催する店もある。あるコーヒーチェーンでは先月26日以降、ろうそくデモが開かれるたびホットドリンクを割引価格で提供している。また同じ市内の衣料品店は「我々は大きなものを望んではいなかった」との見出しで国政介入事件を糾弾する張り紙を掲示、「一生懸命やれば認められ、努力すれば夢をかなえられると信じていた」と訴える。

この他、釜山の観光地、海雲台のホテルは「大統領退陣当日は全客室無料」をうたい、大田市の焼き肉店は「大統領が退陣したら一日中無料!」「ろうそくデモに参加した人は1人前無料」と記した垂れ幕を掲げた。

こうした状況にある女子大生は「デモに参加したかどうかをいちいち確認できなくても無料で料理を提供するというほど、店主たちが政府に失望したということではないか」と感想を述べ、韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せている。

「国家と民族のための勇気ある行動に感謝します」
「グッドアイデア。こんな形ででも民意を表現しないとね」
「本当に1980年代に戻ったみたいだ。あの時もあちこちで無料になったよ」

「こういうのも創造経済かな」
「国民がここまでしてるんだから、早く辞任を」
「この民心を無視するセヌリ党(与党)は解体が正解」

「韓定食とかウナギの店にもこういう垂れ幕出ないかなあ」
「うちの会社も退陣の日は休業予定。お祭り騒ぎになりそう」
「国民を団結させたという意味では父(朴正熙〈パク・チョンヒ〉元大統領を指す)と娘は同じだね」(翻訳・編集/吉金)