1日、中国で裸の写真を担保に借金をする「裸ローン」が物議を醸しているが、京華時報によると、ローンの条件は裸の写真だけではないようだ。資料写真。

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2016年12月1日、中国で裸の写真を担保に借金をする「裸ローン」が物議を醸しているが、京華時報によると、ローンの条件は裸の写真だけではないようだ。

「裸ローン」とは、金を借りたい女性が身分証明証とともに裸の写真を撮影し、返済できない場合はその写真が販売されたり、ばらまかれたりするもの。こうしたやり取りのきっかけとして利用されているとされるのが「借貸宝」と呼ばれるサイトだ。特徴は、借り手側は実名、貸し手側は匿名で、金額や利率などはユーザーが決めることができる。

このほど、「借貸宝から流出した圧縮ファイルを見た」というユーザーが「借金の条件は裸の写真だけではない」などと中国版ツイッターに投稿し、物議を醸した。掲載されたSNSのキャプチャー画像に表示されたやり取りには、口にするのもはばかられるような破廉恥な内容の動画を撮影するよう指示するものもある。

同紙記者が「借貸宝」に取材すると、「われわれは双方のやり取りには関与しない。違法分子がプラットホームを利用して貸付を行っており、当事者(借り手)も金を借りるために個別に連絡している。我々はユーザーに対してこういう状況に直面した場合、警察に通報するよう呼びかけている」と回答した。

また、「借貸宝からファイルが流出した」という報道が広まったことを受け、同社は1日に声明を発表。「(借貸宝には)写真をやり取りする機能はなく、裸の写真が保存されたことはない。これらの写真は一部のユーザーが非正規のローン会社または個人と個別に取引を行ったもので、こうした行為を弊社は一貫して重視しており、厳しく取り締まっている」と、報道を否定している。

とはいえ、借金をした女性が相手に関係を迫られたり、売春を強要されたりするなど、写真の拡散以外の被害は実際に報告されている。ただ、メディアや世論では「返済能力がなく、どういう結果になるかわかっていながら、あえて危険を犯すのは同情に値しない」といった論調が支配的だという。(翻訳・編集/北田)