元プロレスラーのアニマル浜口

写真拡大

 元プロレスラーのアニマル浜口が12月1日、全米でスマッシュヒットを記録した「ドント・ブリーズ」の日本公開記念イベントに出席した。浜口は「気合いだ!」とお馴染みのフレーズを叫びながら登場。「最近200歳まで生きる決心をした」と奇想天外な発言を交えながら、アニマル節全開のトークを繰り広げた。

 ホラー映画の名匠サム・ライミが製作を務め、ライミのデビュー作をリメイクした「死霊のはらわた」(2013)のフェデ・アルバレス監督がメガホンをとった同作は、大金を隠し持っていると噂される盲目の老人の家に忍び込んだ若者たちが、思いがけない恐怖に陥るさまを描いたショッキングホラー。“日本の強いおじいさん”代表として登壇した浜口は「『ドント・ブリーズ』は日本語に訳せば『息をするな』。レスリングでは集中が極限に達すると息が止まるからね」として本作のタイトルに運命的なものを感じたと明かした。

 劇中に登場する老人は盲目ながら、湾岸戦争の元兵士で異常な聴覚の持ち主。「戦ったらどちらが勝つか?」という質問に対し、「とんでもない老人だが、僕は戦わない」と予想外の返答で司会者を困らせた。理由を問われると「湾岸戦争という修羅場を経験した老人なので、ある意味リスペクトしている。僕自身も選手として、そして娘の指導者として数々の修羅場をくぐり抜けてきたから」と高笑いを響かせた。

 また、「人間の五感の中で最も大切なものは?」と尋ねられると、浜口は「目ん玉! 眼力ほど大切なものはない!」と即答。「1点をじーっと見る。そうすると次第に全体が見えてくる。繰り返すことで気が抜けなくなる」と持論を展開し、「だから『ドント・ブリーズ』なんですよ」とめちゃくちゃな論理で観客の笑いを誘っていた。

 この日は「ドント・ブリーズ」が老人と若者たちの対決を描いていることに絡め、トーク終了後に謎の若者3人組が乱入し、浜口を急襲。現役時代を彷彿とさせるテクニックで3人を撃退すると、「彼らはまだ若い!」と勝利の雄叫びを上げていた。

 「ドント・ブリーズ」は、12月16日から東京・TOHOシネマズみゆき座ほかで全国順次公開。