世界ランキング5位の錦織圭【写真:Getty Images】

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世界ランク5位で今季を終えた26歳

 男子テニスの錦織圭(日清食品)は2016年を世界ランキング5位で締めくくった。フランス衛星放送「ユーロスポーツ」電子版では26歳の今シーズンを総括。「ニシコリ、堅実な進化も未完成」と特集している。

 今季は夏のリオデジャネイロ五輪で銅メダルを獲得。その後の全米オープンでは2年ぶりに4強に進出し、10月末には一時自己最高の4位に浮上。3年連続で出場したATPツアー・ファイナルでは2年ぶりに4強に進出した。

 記事では今季の成績の紹介し、通算58勝21敗でランキングが昨季終了時の8位から順位を3つ上げたことなどをレポート。「日本人は3年連続でATPトップ8以内で締めくくった。2014年ですでに到達していた自身最高の5位に並んだ。今季はマイケル・チャンという後見人への忠誠を示すシーズンとなるだろう。彼はキャリアで初めて、グランドスラムの2週目に順調に進出した」と評した。

 また、安定感が増したことを評価する一方、タイトル獲得数が減少したことにも言及。2014年の4回の優勝から15年は3回、今年1回と減っていることをレポートした。それでも五輪3位決定戦でラファエル・ナダル(スペイン)を破っての銅メダル獲得について「称賛に値する」と評している。

 記事で「最終的には堅実な1年だったが、必ずしも彼の希望していた前進ではない」と総括されている錦織。今年もトップ選手と名勝負を繰り広げた26歳は来季さらなる飛躍を遂げることができるか。