吉岡秀隆と阿部秀司氏

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 2013年度本屋大賞第1位を獲得した百田尚樹氏のベストセラー小説を映画化した「海賊とよばれた男」の“未来の海賊”応援試写会が12月1日、都内で行われ、主演の岡田准一(「V6」)、共演の吉岡秀隆、メガホンをとった山崎貴監督、エグゼクティブプロデューサーの阿部秀司氏が舞台挨拶に出席した。

 登壇直後、岡田はMCの上重聡アナウンサーから「『V6』の長野博さんがご結婚されましたが」と話題を振られると、「すみません、なんだか、ありがとうございます」と恐縮気味。それでも、客席からの拍手を一身に受け「嬉しいですね。友が幸せになってくれるのは、単純に嬉しいです」と頬を緩めていた。

 出光興産創業者の出光佐三氏をモデルにしたという主人公・国岡鐵造(岡田)が、石油事業を通じて戦後の日本に大きな勇気と希望を与えていく姿を描いた今作。この日は劇中で起業家として名を馳せた国岡にちなみ、起業・会社経営を志す学生130人が、未来の海賊として招待された。

 スクリーンに「海賊とは自分にしかない武器をもって戦う男」という言葉が映し出された後、「自身の武器は」と問われた岡田は「なんですかね」と沈黙。山崎監督から「眼力だね」と後押しされると、「パッと見る演技なのに、(眼力で)思いが出ちゃうとか、画面に違う意味が出てしまう時がある。自分でもウィークポイントというか、ダメだと思いながらも武器と言ってもらえることもある。武器とは、両方兼ね揃えることもあるのかと気づきましたね」と謙虚に話していた。

 さらに壇上では、“海賊度”(起業する力)をはかるテストを実施。「後輩からの相談は A:元気になるまでじっくり話を聞く B:問題点をすぐアドバイスする」などの設問に回答し、得点を重ねていった。山崎監督は80点で“カリスマ起業家”、吉岡は75点で“組織のナンバー2”という役どころ通りの結果に。しかし岡田は40点の“中間管理職”にとどまったため、「起業家役だったんですけど……」とガックリ。山崎監督に「ミスキャストだったかな?」と茶化され、「勘弁してください」と苦笑いを浮かべていた。

 「海賊とよばれた男」は、12月10日から全国で公開。