ANAホールディングス<9202.T>と旅行大手のエイチ・アイ・エス(HIS)<9603.T>は1日、国内唯一の有人宇宙機開発会社PDエアロスペース(名古屋市)に出資し、宇宙旅行などの実現に向けて民間主導による宇宙機開発を進めると発表した。PDエアロスペースが目指す2023年12月の商業運航開始を支援する。

 HISが3000万円(出資比率10.3%)、ANAHDが2040万円(同7.0%)を出資する。ANAHDは旅客機運航の知見を生かし、有人宇宙機の運営を今後支援する。HISは宇宙旅行、宇宙輸送サービスの販売を担うという。

 PDエアロスペースは低コストで利便性の高い宇宙輸送インフラの構築に向けて事業を展開。現在、世界初となるジェットエンジンとロケットエンジンの切り替えが可能な次世代エンジンと、燃料タンクを含む完全再使用型の弾道宇宙往還機を開発している。

(白木真紀)

[東京 1日 ロイター]


120x28 Reuters.gif

Copyright (C) 2016トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます