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キューサイはこのほど、ケールの空腹時の血中中性脂肪に対する効果を検証し、ケールの摂取が血中中性脂肪を低減させることを確認した。

ケールは南ヨーロッパ原産のアブラナ科でキャベツやブロッコリーの原種にあたる緑黄色野菜。β-カロテンやビタミンC、カルシウム、ルテイン、葉酸、ミネラルを豊富に含んでおり、日本では青汁などの健康食品として野菜不足解消や健康維持を目的に利用されている。

ケールの生活習慣病などに対する研究も行われており、同社ではケールに食後血糖値の上昇抑制作用があることを臨床試験で明らかにしている。今回はさらに血糖値と関連性のある血中中性脂肪にケールが及ぼす効果について検証した。

被験者は20〜64歳の男女で、血中中性脂肪値が正常高値域からやや高めの人(空腹時の血中中性脂肪値:120〜199mg/dL)71名。有効成分(ケール)を含まないプラセボと、ケール粉末(低用量:ケール粉末7g、高用量:ケール粉末14g)を100〜150mLの水に溶かし、1日2回、12週間摂取してもらい、血中中性脂肪の値を測定した。

その結果、血中中性脂肪値がやや高めの人(150〜199mg/dL)でケール粉末を摂取した人の血中中性脂肪値は、プラセボを摂取した人と比較して摂取8週目で有意に低減した。このことから、ケール粉末の摂取は、血中中性脂肪値がやや高めの人の血中中性脂肪値を低減させること、その有効量は7g以上であることが明らかになった。

同研究結果「ケールの血中中性脂肪低減効果 -無作為化二重盲検プラセボ対照並行群間比較試験-」は、「薬理と治療」2016年9月号でも公開している。

(フォルサ)