紅葉シーズン真っ只中、自動車で近場のスポットに出かける人も多いことだろう。自動車で外出した時に気になるのが、現地の駐車場事情。混雑具合や付近で一番安いコインパーキングを事前にチェックするという人も多いのではないだろうか。(イメージ写真提供:123RF)

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 紅葉シーズン真っ只中、自動車で近場のスポットに出かける人も多いことだろう。自動車で外出した時に気になるのが、現地の駐車場事情。混雑具合や付近で一番安いコインパーキングを事前にチェックするという人も多いのではないだろうか。

 中国メディア・東方網は27日、「日本の駐車場には驚嘆せざるを得ない」とする記事を掲載した。記事は、日本では自動車が多いだけでなく、駐車の秩序も相当に優れているとしたうえで、日本の駐車事情で特筆すべき点をいくつか紹介している。

 記事がまず挙げたのは、2段式駐車場。この設備は中国でもよく見かけるとする一方で、「ただ設置されているだけで、使われていない」とした。次は、駐車場の多さだ。人口が多く面積の小さい東京でも、地上、地下、立体の各種駐車場が至るところで見られ、ほぼ自動で管理が行われていると説明した。

 続いては、その自動化された駐車場システムを挙げた。特にコインパーキングに見られる、駐車後一定時間が経過すると地面の板が上がり、精算が済むまで出庫できなくなるについて言及。「これがあれば1台の自動車が2つの駐車スペースを占有することもない」と評している。

 また、早い段階における駐車関連法規の整備や、ペナルティの厳格化も日本の秩序正しい駐車状況を支えていると説明した。そして最後に、タワー型の駐車場について紹介。駐車番号を選ぶと、タワーの上部にあった自車がゆっくりと降りてきて、もともと下にあった車両が逆に上がっていく仕組みになっていると説明した。土地の狭い日本でさらにスペースが限られる繁華街に設置されることの多いタワー式駐車場は、土地の広い中国ではあまり馴染みがないのだろう。

 記事は、日本の駐車に関するルールを見ると、中国国内の制度よりしっかりしていると認めざるを得ないと説明。「もし信じられないのなら、自分で日本に行って体験してみるといい。きっと驚くことだろう」と締めくくった。

 21世紀に入って急速なモータリゼーションの波が押し寄せた中国では、増える自動車に対して駐車場の整備が追いついていない状況だ。長時間にわたる路上駐車が周囲の交通に影響を及ぼす、駐車場がまるでパズルのように自動車で埋め尽くされるといった状況も日常茶飯事だ。そして同時に、ドライバーが運転マナーとともに駐車マナーを向上させることも必要だ。せっかく駐車場を整備しても、2台分のスペースを1台が占有するといった行為が後を絶たなければ問題は解消できないのである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)