U-19日本代表に初選出されたFW久保建英(FC東京U-18)

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 今回招集されたメンバーの中で唯一の初選出となった。内山篤監督率いるU-19日本代表に初めて名を連ねたFW久保建英(FC東京U-18)は、年上ばかりの選手が集まる中で行われた初練習を終えて、「とてもいい経験になった」と充実感を漂わせた。

 多くの報道陣が集まる中、行われたトレーニング。飛び級での選出となった久保だが、ミニゲームでは技術の高さを示すなど、持ち味を発揮しようとした。だが、初めてのU-19日本代表合流ということもあり、「日頃、テレビで見ている選手、年上の選手に混じって、いつもとは違った雰囲気の中で練習できた」と振り返る。

 そして、年上のレベルの高い選手たちとともにプレーすることが、自身の成長にもつながるとした。「トップレベルの選手ばかりなので、周りの選手がうまいと自分も活きると思う。自分にとってもチャンスで、成長できるきっかけだと思うので頑張りたい」。

 U-19日本代表は来年5月のU-20W杯出場を決めており、20年東京五輪に出場するチームの主力を担うことになる。久保自身は東京五輪に関して「自国開催は一生に一度あるかないかなので、意識をしてないことはない」と話しつつも、「今は同じレベルに立てていないので、ここからさらに努力していきたい」とさらなる進化を誓う。

 トレーニングを終えたチームは、この後アルゼンチンへと向かい、現地でU-19アルゼンチン代表と国際親善試合を2試合行う。「どんどんチャレンジしていきたい」と語った15歳の若武者は、初のU-19日本代表の活動で、年上の選手たちとの連係を高めるだけでなく、自身をアピールしようと静かに闘志を燃やしている。

(取材・文 折戸岳彦)