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きのう29日(2016年11月)、東京五輪・パラリンピックの競技会場について、IOC(国際オリンピック委員会)、東京都、大会組織委員会、政府の4者トップ級協議が行われ、ボート・カヌーは海の森水上競技場、水泳はアクアティクスセンター(東京都江東区)と決まった。もうひとつのバレーボールは新設の有明アリーナか、既存の横浜アリーナか、結論はクリスマスまで先送りされた。小池百合子東京都知事が提案したためで、組織委の森喜朗会長は不満を連発した。

協議は一部非公開の予定だったが、小池知事の希望で冒頭から公開され、両者はテレビ中継の中で火花を散らした。

横浜・林文子市長「迷惑はございません。歓迎というか、決まれば承ります」

小池「有明か横浜か、クリスマスまでには結論を出したいので、しばらく時間をちょうだいしたい」

森「小池さんね、クリスマスまでに何をおやりになるんですか」

小池「有明の404億円という経費は、他の類似会場からみてもずい分高いんですね。建築の観点から見直しするということです」

森「横浜市は(アリーナ会場について)合意をしているんですか。それが一番大事なんじゃないですか。僕の知り得る情報では、横浜の方は迷惑していると聞いています」

小池「横浜市の方から『お決め頂いたら是非やりたい』というお言葉を頂いております」

森「くどいようですが、横浜はOKしてくれると判断していることですね」

小池「そのことを期待しております」

横浜市はどう思っているのか。林文子市長は会見で「(迷惑しているようなことは)ございません。歓迎というか、(東京都から)ご要請があれば承るということですね」と微妙に答えた。

ボート・カヌー、水泳競技場は予定通りで押し切り

司会の加藤浩次「小池さんの思惑、どうなんでしょうか」

萱野稔人(津田塾大学教授)「ボート・カヌー会場は宮城県へ視察まで出掛け、宮城県の人たちも大いに期待しました。でも、結果的には、小池さんの方から海の森を選びました。いってみれば、かき回すだけかき回しただけで何も変わらなかったという批判もあります。3会場とも変更できなかったとなれば、メンツもあり、小池さんとすれば、ひとつでも成果がほしい。それでギリギリ時間的に延ばすことができるバレーボール会場だけは何とか粘ろう、ということではなかったのでしょうか」

加藤「僕らからすれば、小池さんがやらなかったら予算も減らなかった。小池さんの功績は大きいと思いますが、まあねえ、クリスマスまでどうなりますか」