キム・ハヌルは新兵器のパターを手にして難グリーンを制した(撮影:米山聡明)

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国内女子ツアー最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」はキム・ハヌル(韓国)の初メジャー制覇で幕を閉じた。今年開催された4つの公式戦で唯一となる高麗芝のグリーンに多くの選手が苦戦する中、ハヌルは当週に導入したパターで難グリーンを制した。
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それがオデッセイの『WHITE HOT RX パター ♯5CS』。柔らかい打感が売りのRXシリーズのマレットタイプにセンターシャフトを差したもの。関係者によれば「まっすぐの意識をより持つためにセンターシャフトに変えたいと言われました」というのが理由だという。
他にも今大会は2位の成田美寿々、3位の申ジエ(韓国)もセンターシャフトのパターを使用。プロコーチの辻村明志氏によれば「ボールと自分との間隔が狭まるので、しっかりと体のエネルギーが球に伝わって、強くてしっかりとした良い転がりの球が出ます。そういった部分が坂芽などの癖のある高麗グリーンとの相性が良かったのでは」と解説する。
3月に優勝した「アクサレディス」とのもう1つの変更点はスプーン。「日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯」から本間ゴルフの新シリーズ『TW737』にスイッチしている。「TW737にしてからボールが力強い重たいボールが出るようになりました。風に負けない球が出ていますね。スプーンは飛距離が出るものが良いのですが、ちょうど出てくれるクラブだと思っています」と話している。
【キム・ハヌルのクラブセッティング(Whats in the Bag)】
1W:本間ゴルフ TW727 455ドライバー 9°
(シャフト:本間ゴルフ VIZARD YA55/R/44.75インチ)
3W:本間ゴルフ TW737 FW 15°
(シャフト:本間ゴルフ VIZARD EX-Z)
UT:本間ゴルフ TW727 UT 19°
(シャフト:本間ゴルフ VIZARD UT75)
UT:本間ゴルフ TW727 UT 22°
(シャフト:本間ゴルフ VIZARD UT75)
UT:本間ゴルフ TW727 UT 25°
(シャフト:本間ゴルフ VIZARD UT75)
6I〜10I:TW727V
W:本間ゴルフ TW-W 48°
W:本間ゴルフ TW-W 52°
W:本間ゴルフ TW-W 58°
パター:オデッセイ WHITE HOT RX パター ♯5CS
ボール:ダンロップ スリクソン Z-STAR
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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