中国では「アベノミクスは失敗している」、「中国人による爆買いが日本経済を救った」などと伝えるメディアが存在する。だが、中国メディアの竜訊財経はこのほど、こうした「日本経済を軽視する報道」はすべて誤りであると論じる記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国では「アベノミクスは失敗している」、「中国人による爆買いが日本経済を救った」などと伝えるメディアが存在する。だが、中国メディアの竜訊財経はこのほど、こうした「日本経済を軽視する報道」はすべて誤りであると論じる記事を掲載した。

 中国国内で日本経済を軽視する報道があることに対し、記事は「日本経済の強大さを正確に認識することが必要だ」との見方を示している。

 日本経済の強大さを示す指標としては、2015年末時点の日本の対外資産残高が948兆円に達していることを指摘。これは日本のGDPを上回る規模だと伝え、対外純資産残高でも日本は25年連続で世界1位であることを伝え、GDPの数値だけでは計れない日本の強大さであると論じた。

 また記事は、日本の企業はハイテク産業において数多くの特許を取得しており、中国企業は日本企業から高額の製品や特許使用権を購入せざるを得ないのが現状だと指摘。そのため、中国は日本に対して尊大な態度をとってはならず、むしろ日本経済の強大さを正確に認識すると同時に、常に警戒を怠らないことが必要であると読者に訴えかけた。

 成長を続ける中国から見れば、失われた20年という言葉で表現される日本はまるで繁栄を失った国のように映るのかもしれない。だが、記事が指摘しているとおり、日本にはGDPの数値だけでは計れない強みがあるのも事実で、日本人と中国人の生活水準を比較しても、中国はまだ日本に及ばないのが現状だ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)