恋愛が始まる前に相手への「条件」や好みのタイプを絞り込んで頭でっかちになってしまう。それが恋愛の機会を減らしてしまうのにつながるのは前回、記した通りです。今回は、パリジェンヌの「出会い方」です。

メトロで、カフェで…出会いはあらゆるところに

フランスが恋愛大国であるのは、自他共に認めるところ。その理由のひとつとして、出会いの幅が広いことがあげられます。出会いの機会は、メトロで、カフェで、あらゆるところに転がっています。男性から声をかけられたり、腕が触れた時、ひと二言口を聞いたりして…といった具合に、「なにげなく」というシーン。私たちの環境に置き換えれば、コンビニの列に並んだ男女が出会ったようなもの。ごくありふれた日常から自然発生しています。

話してみないとわからない

一番気になるのは「声をかけられる」ケースではありませんか?

パリでこれが日常的なのは、少しでも気になったならば、臆せず声をかけるから。理由は単に「興味を持ったから」です。

パリジェンヌは恥じらうこともせず、淡々と対応。同じく直感で好意をもったら「ウイ」、気が乗らなかったら「ノン」。

「この人、下心があるのでは?」とあまり深く探ると、ひかれてしまいます。それは私が身をもって学んだ部分でもあります。パリの路上で、穏やかそうなムッシューが「一緒に歩かない?」と声をかけてきた際、彼を怒らせてしまいました。

「今はちょっと…」などの返答を繰り返した私に、「今じゃないならいつ?」しまいには「とにかくウイなの?ノンなの?」と呆れた表情を見せ「もういい、サヨナラ」と立ち去られてはじめて、ふたつしかない返事のどちらも返さなかったと気付きました。

あいまいな態度は、軽い直感で誘っただけの彼に、重すぎて場違いな対応だったのだと思います。頻繁に声をかけられる街とも知らず、自意識過剰で気構えてしまい、残念な結果となりました。

アイコンタクトも忘れずに

パリジェンヌはなぜ一瞬の出会いを逃さずにいられるのか? それは彼女たちの仕草にも表れています。それはきちんとした「アイコンタクト」。

日常で、とくに恋愛では、「相手の目を見る」ことをおろそかにしてはならないと、私は暮らしてから強く実感しました。相手のことを見て奇妙に思う人は少数派。突発的でも、相手の目を見ることが近道だと知っておくと損はありませんよ!