28日、英国のロンドン橋の傍らにあるアート作品「タイムピース」にうり二つのオブジェが中国・上海の黄浦江のほとりにあることが分かった。写真左がロンドンの本物、右が上海のパクリ作品。

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2016年11月28日、香港紙・明報によると、英国のロンドン橋の傍らにあるアート作品「タイムピース」にうり二つのオブジェが中国・上海の黄浦江のほとりにあることを、タイムピースの作者ウェンディ・テイラー氏が明かした。

テイラー氏は、黄浦江のそばにある“パクリ”作品が写った画像を、「これはあなたの作品ですか?」とのメールとともに受け取ったという。当初はただの合成写真だろうと思ったが、画像をよくよく見てみると、二つの作品には上方を向く角度に違いがあり、オブジェが自分の作品をそっくりそのまま“パクっている”ことに気づいたと明かした。

テイラー氏は、自身の作品が盗作されたのは初めてではないとし、「彼らはいつも『偶然だ』と弁解するが、今回のはあまりに大っぴらにされている」と驚きと怒りを隠せない様子で、「公然と盗作するなど、厚顔無恥としか言いようがない」と指摘した。

法整備の違いや経済的な理由から訴訟は難しく、テイラー氏は「残念でならず、とても平静ではいられない」と気持ちを語っている。(翻訳・編集/岡田)