上海のクリスマスは、どちらかというと、大人のイベントというイメージが強い。家族で楽しむというよりも、20〜30代の大人たちがデートを楽しみ、パーティーに参加するというのが近年の定番だ。

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上海のクリスマスは、どちらかというと、大人のイベントというイメージが強い。家族で楽しむというよりも、20〜30代の大人たちがデートを楽しみ、パーティーに参加するというのが近年の定番だ。

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そうしたイベントを盛り上げるのに欠かせないのが、クリスマス・ディスプレイ。これもクリスマスの楽しみの一つだ。特に寒い夜空に輝くクリスマス・イルミネーションは見ているだけで心が温かくなる。

以前は12月に入ってようやくクリスマス・ディスプレイを販売していた上海もその準備時期が年々早まり、市内の販売店などでは、11月に入って早々にクリスマスディスプレイが店頭に並ぶ。地元の人や上海在住の外国人に人気の豫園周辺のディスプレイ専門市場でもクリスマス準備におわれる。クオリティはまちまちだが、価格も安価なものから揃っていて、各イベントに必要なディスプレイを揃えるのには最適な場所だ。平日は人通りもさほど多くないが、週末になると狭い通りいっぱいに人があふれて、店頭販売するスタッフの威勢の良い掛け声も聞こえてくる。

販売しているクリスマスツリーの価格は、ツリー本体(150cm)のみで100〜150元(約1600〜2400円)。店舗による差はあまりないが、ツリーにつけるオーナメントなどもまとめ買いすれば、値切ることができる。毎年、特色があるディスプレイだが、今年はツリーに巻き付けるライトに工夫があるそう。ナチュラルな装飾をつけたおしゃれなライトを販売している李さんは「ライトは15元(約240円)とこのおしゃれな150元(約2400元)があるけど、おすすめはこの150元のものよ」と紹介するが、ツリー本体とライト1本が同じ値段と聞き、びっくり。一年に一度のクリスマスで、新年も飾るので、ディスプレイにこる人も多いので、売れ行きは良いそうだ。

クリスマス当日は、外資系ホテルやレストランでクリスマスディナーなどの特別プランが登場し、クリスマスにかかせないケーキも年々クオリティがあがり、見た目もセンスよく、洗練された味のケーキが増えてきている。市内をイベント一色にする上海のクリスマス商戦はいよいよ12月に入り、本格化する。

上海のクリスマスシーズンは長く、ディスプレイはだいたい春節まで続くので、1月に入ってからも楽しめるが、今年のディスプレイが上海をどう飾るか、今から楽しみである。(提供/フライメディア)