何かほしい情報があったときにGoogleで検索してみたところ、検索結果がいつもまとめ系サイトやコピペの寄せ集めのようなサイトに埋め尽くされてしまったという経験がある人も多いはず。こうした低品質な記事を量産することで検索結果の上位に入ってくるサイトを「コンテンツファーム」と呼びます。これはGoogleがページの重要度を判定するアルゴリズムの弱点を突いたものなのですが、いずれにせよ必要な情報にたどり着けないことになると検索ページの信頼度が下がることになりかねません。

ということで、Googleがその対策として提供しているのがChrome拡張機能の「Personal Blocklist」です。この機能を使えば、Googleの検索結果から望まないページをドメインごと排除でき、しかもその内容がGoogleに送信されて判定アルゴリズムのブラッシュアップに反映されるようになっています。

Personal Blocklist (by Google) - Chrome ウェブストア

https://chrome.google.com/webstore/detail/personal-blocklist-by-goo/nolijncfnkgaikbjbdaogikpmpbdcdef

この機能の大きな目的は、Google検索結果の上位に表示されるコンテンツファームをドメインごとブロックすると同時にGoogleに送信し、Googleの検索結果からも排除するところにあります。「コンテンツファーム」とは、他サイトからのコピペなどによって特に内容の薄いコンテンツを大量に生みだし続けるファーム(農園、養殖場)を意味するもので、Googleの検索アルゴリズムを隙を突くことで検索結果上位を独占し、ユーザーが本当にほしい情報が検索で見つけられない状態が生じるという問題が起こっています。

この問題は世界中で起こっているもので、Googleでも2011年の時点でコンテンツファーム対策に乗り出していました。

Official Google Blog: New Chrome extension: block sites from Google’s web search results

https://googleblog.blogspot.jp/2011/02/new-chrome-extension-block-sites-from.html

こんな問題を解消するためのChrome拡張機能が「Personal Blocklist」というわけです。実際に機能を使う手順は次のとおり。まずはChrome ウェブストアのこのページにアクセスし、「Chromeに追加」をクリック。



表示された確認ダイアログの「拡張機能を追加」をクリックすると、数十秒で拡張機能がインストールされて使えるようになります。



あとはいつもどおりGoogleでキーワードを検索するだけ。「吐き気」で検索してみたところ、「Welq(ウェルク)」が検索結果の上位を独占していました。このサイトはDeNAの運営するキュレーションサイトで、医療や健康などの命にも関する話題を扱っていますが間違いも多く、現状ではコンテンツファームと同じです。検索結果の下部に「welq.jpをブロック」というリンクが表示されるので、これをクリックすると……



ブロックしたドメインのページが一瞬で検索結果から消去され、下から検索結果が繰り上がって表示されました。この時、同時にGoogleにもブロックを行ったことが送信されています。



画面右上のアイコンをクリックすると、ブロックしたドメインの情報を確認できるようになっていました。



このように、「Personal Blocklist」を使うことで望まないコンテンツを検索結果から一掃することが可能。Googleの検索結果は独自のアルゴリズムで表示順位が決定されるわけですが、コンテンツファームは大量かつ超長文のコンテンツを作成することで、Googleの判定アルゴリズムの判断をハック(悪用)していると言われています。いわば「Googleが判断できないであろうスキマ」の穴をふさぐというのが、この拡張機能の役目というわけです。

Denaのキュレーションサイト「Welq」群は最強なので今後も検索順位を独占すると予想 | クロネコ屋の月100万稼ぐアフィリエイト講座

http://moonpower2020.net/2016/11/25/post-343/