今月8日に福岡市博多区の博多駅前で発生した大規模な道路の陥没事故は、わずか1週間というスピードで全面復旧を果たし、国内外から注目を集めた。しかし、26日未明に現場の路面が沈下していることが報じられ、今度は「大丈夫なのか」との声が出ている。(イメージ写真提供:123RF)

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 今月8日に福岡市博多区の博多駅前で発生した大規模な道路の陥没事故は、わずか1週間というスピードで全面復旧を果たし、国内外から注目を集めた。しかし、26日未明に現場の路面が沈下していることが報じられ、今度は「大丈夫なのか」との声が出ている。

 台湾メディア・中国時報電子版は26日、「日本の効率神話がパンチを食らった? 博多駅前の道路が再沈下」としてこの件について報じた。記事は、同駅前の大通りが8日に突然陥没し、直径約30メートル、深さ15メートルの大穴が開いたと紹介。この事故について世界のメディアが報じたが、1週間後の15日朝には陥没部分の埋め戻しが完全に終了したことで、改めて世界のメディアが日本人の仕事の高効率ぶりに注目したと伝えた。

 そのうえで、「しかし、気まずいことに、26日午前1時半ごろに修復した部分の周辺で7センチ程度の沈下が見つかった」と説明。速やかに現場周辺が警察によって封鎖され、同5時半ごろに交通規制が解除されたとしている。そして、「この数センチの沈下は、現地住民に『平らになった道路の下は十分に安全な固さなのか』という疑念や憂慮を抱かせた」とし、博多駅前のライトアップの華やかさと対比する形で「現地には目に見えない陰鬱な空気が充満している」と報じた。

 陥没事故の原因となった地下鉄工事の施工業者である大成建設によれば、26日の沈下は砂の層が圧縮されて起こった想定内の現象だという。現地の住民や利用者は、その話を信じるしかない。記事を見た台湾のあるネットユーザーからは「日本は神格化されてしまった。特に台湾では」とのコメントを残している。今回の件云々という話ではなく、確かにその通りなのかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)