28日、中国・上海にある動物園で行われたイベントに批判の声が聞かれ物議を醸している。

写真拡大

2016年11月28日、中国・上海にある動物園で行われたイベントに批判の声が聞かれ物議を醸している。

上海野生動物園を訪れた客が撮影した動画では、生まれたばかりのトラの赤ちゃんを子どもが抱いて記念撮影を行うイベントの模様が記録されている。イベントの参加費は1回30元(約490円)。動画ではトラの前足を乱暴に持つ職員の姿が映っており、目を閉じたトラの頭をたたいて起こそうとする場面も映っている。中国メディアの報道によると、トラの赤ちゃんを怖がる男児に職員が無理やりひざの上に乗せたことで、男児がトラを手ではねのけトラが床に転落することもあった。

動画が公開されると、ネットでは職員の乱暴な扱いや消毒設備がないことなどについて批判的な声が集まった。これに対し動物園は25日、「子どもとトラの交流を深める目的で活動を行った。参加費は動物の保護に使っている。動画に映っている職員はトラの飼育員で扱い方には慣れていたが、確かに不適切な行動があった」と説明し、トラの頭をたたいたこと、消毒設備がないことについて認め改善すると述べた。現在トラの赤ちゃんとの記念撮影は中止となっており、今後は別の形で活動を再開すると園側が明かしている。(翻訳・編集/内山)