KinKi Kids、なぜ37歳にして紅白初体験?

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<ジャニヲタ歴20年・みきーるのJ-ウォッチ>

 今年の紅白歌合戦に、KinKi Kidsの初出場が決まりました。

「えっ、初めてなの!?」「とっくに経験してると思ってた!」という声があちこちから聞こえますが、デビュー20周年を迎える二人は、まさかの“紅白童貞”だったのです。

◆紅白“未経験”だった確固たる理由

 もちろん、二人が“モテないから未経験”だったわけではまったくなく、確固たる理由があります。

 KinKi Kidsは、1998年から2015年までほぼ毎年、大晦日は東京ドームで自身のコンサートを行っていたのです。

 毎年、夕方からKinKiのコンサートを開き、その後23時ごろから同会場でカウントダウンコンサートに出演、終演後は他ジャニーズの面々と揃って初詣に向かい、さらに堂本光一さんの誕生日でもある元旦は、再び自身のコンサートをやる……という、流れるようなスキーム。

 これを乱して紅白を差し込むのは、嬉しい反面複雑でもあるわな、というのが正直なところなのでした。

 ちなみに、一度だけKinKiが大晦日の東京ドームを後輩(NEWS)に譲ったのは2008年のこと。これまで10年間同会場で年を越した彼らは、この年、大阪・京セラドームで単独のカウントダウンコンサートを開きました。デビュー後“1/2の成人式”を経ての“故郷への帰還”は、なかなか素敵だったと思います。

◆嬉し恥ずかし紅白初出場!

 そして、今年。デビュー20周年の記念イヤーを来年に控え、満を持しての“紅白初体験”となるならば、そっと横たわり身をまかせるしかありません。

 思えば、20周年は来年なのに、今年17年ぶりにアリーナツアーを開催し、全国のファンの心をもみほぐして回ったKinKi Kids。おそらく、ここへ来ての唐突な体験がファンに衝撃を与えぬよう、時間をかけて潤してくれたものと思われます。

「硝子の少年」だった二人も、来年は共に38歳になるオトナの男。

 紅白は、「早く出たからエラい」とか「回数が多いほどいい」みたいなことではないはずです。

 KinKi Kidsが、どんな初陣を見せてくれるのか。今からうっとりと、楽しみにしたいところです。

<TEXT/みきーる ILLUSTRATION/二平瑞樹>
【みきーる】
ジャニヲタ・エバンジェリスト。女子マインド学研究家。応援歴20年超のジャニーズファン。女心を知って楽しく生きるためのライフハック“女子マインド学”を提唱。著書に『ジャニヲタあるある』(アスペクト)『ひみつのジャニヲタ』(青春出版社)他。Twitterアカウント:@mikiru。公式ブログ『俯瞰! ジャニヲタ百景』