「彼らが本気で編むときは、」は、'17年2月25日(土)に全国ロードショー/(C)2017「彼らが本気で編むときは、」製作委員会

写真拡大

荻上直子監督がメガホンを取り、生田斗真や桐谷健太、ミムラ、小池栄子ら豪華キャストの共演が話題を呼ぶ、'17年2月25日(土)全国公開の「彼らが本気で編むときは、」から、予告編と本ビジュアル(ポスター・チラシ)が完成した。

【写真を見る】ゴスペラーズが世界的名曲「True Colors」のカバーで作品の世界を彩る

本作は、優しさに満ちたトランスジェンダーの女性リンコ(生田)と、彼女の心の美しさに引かれ、全てを受け入れる恋人のマキオ(桐谷)、愛を知らない孤独な少女トモ(柿原りんか)の3人が、それぞれの幸せを見つけるまでの心温まる60日を描いたハートフルストーリー。

これまで劇場や公式ウェブサイトなどで公開されてきた特報は、キャスト陣の映像が一切登場せず、タイポグラフィで構成していたが、今回解禁される予告編でついに動くキャストの映像が初お披露目となる。

トランスジェンダーの女性役に挑戦した美しい生田の姿や、そんな恋人を支える優しいマキオを演じた桐谷の新しい魅力あふれる映像になっている。

予告編の内容は母親に家出され、独りきりになった少女トモが、叔父であるマキオを頼って彼の家を訪れ、同居している美しいトランスジェンダーの恋人・リンコと出会うところからスタート。

食卓を彩るリンコのおいしい手料理や初めてのキャラ弁、髪をかわいく結んでくれることなど、母は決して与えてくれなかった家庭の温もりや、母よりも自分に愛情を注いでくれるリンコに、戸惑いながらも徐々に心を開いていくトモが描かれる。

世間の無理解や偏見から、「普通じゃない」と言われるリンコだが、そんな悔しいことや悲しいことがあっても、編み物を編むことでネガティブな感情を“チャラ”にしていく。

トモとマキオとの生活が変わらずずっと続いていくことを願い、「私、マキオと結婚したら、トモのママになれるのかな」と思わず本音を漏らすリンコ。

一方、マキオも「リンコさんのような心の人に惚れちゃったらね、あとのいろいろなことはどうでもいいんだよ」と、リンコへの気持ちをトモに告白する。

本当の家族ではないが、3人で過ごす特別な日々は、人生のかけがえのないもの、本当の幸せとは何かを教えてくれる至福の時間になっていく様子がエンディングへ向けて描かれる。

3人の他にも、11月11日に亡くなられたりりィさんをはじめ、ミムラ、小池、門脇麦、田中美佐子ら豪華女優陣の顔ぶれも光る。

さらに、イメージソングとして、日本のボーカルグループのパイオニアであるゴスペラーズがカバーする「True Colors」(トゥルー・カラーズ)も予告編と同時に解禁となる。

'86年にシンディ・ローパーが、セカンドアルバム「True Colors」からのファーストシングルとして発表した、同名の曲は、ビルボード・ホット100で2週間1位を記録した他、世界中で大ヒットとなった名曲で、その歌詞の内容から、セクシュアル・マイノリティーをはじめとする多くの人たちの心を打ち、世界のさまざまなアーティストにカバーされ、幅広い世代から愛されている楽曲だ。

また、今まで劇場などに設置されていたポスターやチラシ、公式ウェブサイトで使用されていたキービジュアルは、リンコ役の生田が大きく配置され、海辺で独り佇み目を伏せた意味深な表情が評判を呼びだ。

今回、解禁された新しいポスターやチラシのキービジュアルは、リンコに加え、マキオとトモも登場。3人がまるで「家族」のように寄り添いつつも、希望の中に不安さも見え隠れする複雑な表情を浮かべるリンコとマキオ。

それとは対照的に、2人の間で安堵(あんど)の笑顔を見せるトモの表情が印象的なビジュアルとなった。