ソーシャルメディアを使った動画マーケティングを成功させるための7つのヒント

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業種や規模に関わらず、マーケティングにソーシャルメディアを活用する企業が年々増えています。そして今後はソーシャルメディア上での動画の流通量が増加し、企業もソーシャルメディアマーケティングに動画を取り入れることがますます求められていくことでしょう。

そこで本記事では、ソーシャルメディアで動画マーケティングを展開する上で、必ずおさえておきたい7つのポイントを解説します。

1. 動画は簡潔に

人のアテンションスパン(集中が持続する時間)は年々短くなっていると言われます。その上、SNSのフィードでは次から次へとコンテンツを楽しむスタイルが定着しています。つまり、ソーシャルメディア上で配信する動画は原則として短尺の方が良いと考えられます。

なお、“最適な動画尺”をめぐる議論はさまざまなところで展開されていますが、何よりも重要なのは「その動画で伝えるべきメッセージをシンプルかつ明確にすること」です。ひとつの動画にあれもこれも詰め込もうとしてはいけません。メッセージが簡潔になれば、それに伴い動画尺も短くなっていくことでしょう。

▽ ”電池切れ心配症”セラピーの設定でスマホのバッテリー容量の大きさを訴求する15秒動画

2. 字幕やキャプションもきちんと計画

85%のFacebook動画は無音の状態で視聴されている、というデータがあるように、特にモバイルフィード上では音がなくても動画の内容が伝わるような工夫が求められます。そのもっとも分かりやすい方法が「字幕」や「キャプション」です。

SNS用の動画を企画制作する際は、音がなくてもビジュアルと文字要素で動画の内容が正確に伝わるか、しっかりと確認しましょう。

動画の内容によっては、字幕やキャプションのあり/なしでA/Bテストを行い、どちらがより良い反応を得るかを検証すると、より精度が向上するでしょう。

▽ スマホ上での再生でも見やすいよう、大きめのキャプションを使用した事例

3. 動画コンテンツはリンクではなく直接投稿

動画コンテンツが用意できたら、必ずソーシャルメディアに直接アップロードしましょう。そうすればフィード上で自動再生され、ユーザーの目を引きやすくなります。YouTubeやVimeoなどの動画のリンクを投稿するだけでは自動再生されません。

また多くのソーシャルメディアは、動画を優先して表示するアルゴリズムを採用しています。この恩恵を受けるためにも、動画コンテンツを直接投稿することが大切です。

4. リーチを拡大するには広告を活用

既存ファン以外のユーザーにもリーチしたいなら、広告を試してみましょう。

セルフサービス型の広告を用意しているFacebook/Instagram、Twitterなら1,000円以下でも運用可能なので、まずは少額から始めてみるのもよいでしょう。

SNSによって細かい違いはありますが、年代や性別、地域などの属性のほか、趣味や興味嗜好に応じたターゲティング配信もでき、アナリティクスツールをきちんと活用して運用すれば、費用対効果の高い動画広告施策が実現します。

参考記事

Facebook動画広告出稿マニュアル最新版――CPV課金やInstagram出稿、スライドショーも解説!

Twitter広告の基本と実践!3つの広告種類と動画キャンペーン成功のための5つのポイント

5. ハッシュタグも忘れずに

昔からあるハッシュタグは現在の動画マーケティングでも十分に有効です。特にTwitterやInstagramではハッシュタグを効果的に取り入れることで、拡散性や新規ファン獲得の可能性を高めることができます。

もちろん、ユーザー投稿型のキャンペーン企画でもハッシュタグは有効です。

参考記事

SNSでの拡散の期待大!今、ユーザー参加型・動画投稿キャンペーンに取り組むべき理由とは?

6. ライブ配信にも挑戦を

2016年11月にInstagramもライブ動画配信機能を実装し、主要なソーシャルメディアはすべてライブ配信が可能になりました。

海外ではすでに盛り上がりを見せており、日本でも日常のコミュニケーション手段として若年層を中心にライブ配信の利用が増えています。2017年にはいよいよ企業も本格的に「SNS×ライブ配信」に取り組む必要が出てくるかもしれません。

ライブ配信動画の視聴者は「今まさに起こっていること」を目撃できることに価値を感じていますが、それ以外にも、コメント機能を通してリアルタイムでコミュニケーションを取れたり、ハプニングも含めて無編集の生の映像を見られる貴重な機会になるといった楽しみがあり、それらを企画にうまく取り入れることがポイントとなるでしょう。

▽ コスメブランドがハウツーを紹介するライブ動画を定期的に配信。コメント機能を通して対話が行われている

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今、話題の”ライブ配信動画”を知る!――活用メリットから最新事例、各プラットフォーム情報まで

7. インフルエンサーの起用

より多くのエンゲージメント(いいね!やシェア、コメント)を獲得するには、インフルエンサーの起用が有効です。アプローチしたいターゲット層に支持されるインフルエンサーを介することで、効率的なマーケティングが実現します。

特に若年層においては、テレビに出ているような有名タレントよりも、各ソーシャルメディアで多くのファンを持つインフルエンサーの方が影響力が高まっていることは無視できません。

今回ご紹介した7つのポイントは基本中の基本ですが、字幕などつい忘れてしまいがちなものも含まれています。「SNS×動画」は今後もますます盛り上がると予想されている分野ですので、早いうちに経験を積み重ねてマスターしていきましょう。