27日、韓国・中央日報は、150万人が朴槿恵大統領の退陣を叫んだソウル中心部・光化門広場のデモ会場近くで、スターバックスコーヒーの店舗が書き入れ時にもかかわらず早々に店じまいをした理由について報じた。資料写真。

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2016年11月27日、韓国・中央日報は、150万人が朴槿恵(パク・クネ)大統領の退陣を叫んだソウル中心部・光化門広場のデモ会場近くで、スターバックスコーヒーの店舗が書き入れ時にもかかわらず早々に店じまいをした理由について報じた。

朝鮮時代の王宮・景福宮の光化門から半径1キロ以内には、スターバックスの店舗が20余りあるという。光化門広場を中心に5回目の「ろうそくデモ」が開かれ150万人押し寄せた26日、普段は午後11時ごろまで営業する光化門店などこれらの店舗が、午後8時ごろ一斉に店を閉めた。

光化門店をよく利用するというデモ参加者のイさん(36)は、この日は店内のトイレを利用できず「デモ参加者のために無料でコーヒーを配ったりトイレを開放したりする店も多いのに、スターバックスだけが店を閉めている理由が気になる」と話し、「(スターバックスは)外国企業だから韓国人の感情と多少懸け離れた面があるようだ」と閉店の理由を推測した。

飲食業界でも、スターバックスが、大規模デモで営業しても利益より損失の方が多いと判断した可能性があるとの声が出ている。ある業界関係者は「店を開けておいたら、コーヒーを買わないデモ参加者らまで売り場に入ってきてしまう」と語った。

一方、スターバックス側はこうした見方を否定している。スターバックスのある関係者は「5回目のろうそくデモでは寒さを避けようと大勢の人がスターバックスに押し寄せた。特に全面ガラス張りの壁面に人々が押し寄せ立っていたため、安全問題の懸念からこの日は午後8時に店を閉めた」と話している。

これについて韓国のネットユーザーから多数のコメントが寄せられているが、スターバックスの対応には「スタバ不買の理由ができた」「光化門店はつぶれるぞ」「スタバは親日企業なのか?周りに言いふらさないと」「スターバックスも大韓民国から下野せよ」「言い訳が上等」など不満の声が多い。

しかし一方で、実際にデモに参加したという人からは「僕でも店じまいすると思う」「この日午後から、スタバはコーヒーも頼まずに持ってきた弁当や餅を食べながら時間をつぶす人だらけだったよ。守るべきことを守ってから主張したらどう?」など反対意見も。また、「商売したくないというのに理由が必要なのかな?」「スタバが市民のデモに協力する必要がどこにある?。NGOでもないのに」「悪口を言ってる人だって、どうせ1カ月後にはまた店に行くはず」などのコメントも寄せられた。(翻訳・編集/吉金)