南部バス(株)(TSR企業コード:190018038、法人番号:1420001006267、八戸市是川字二ツ屋6−79、設立大正15年2月、資本金4億5000万円、佐藤力社長)は11月28日、東京地裁に民事再生法の適用を申請した。申請代理人は盒興な進杆郢里曚5名(盒興な針[Щ務所、東京都中央区銀座2−2−2、電話03−6903−3210)。
 負債総額は約26億円。

 五戸電気鉄道(株)として設立され昭和6年にバス事業へ参入、18年12月には三八全域にバス事業を拡大した。23年に八戸市内の路線を八戸市営バスへ分離し、44年に鉄道事業を廃止し現在の業態となった。路線バスやコミュニティバス、高速バス、貸切バスなどのほか、関連会社では観光ツアー等も行っていた。
 58年頃にはピークとなる約23億円の年間売上高を計上し、平成12年頃までは20億円を超える年間売上高を維持していた。しかし、当時より乗合バスの採算割れや設備投資負担などで赤字経営が慢性化し、資金面は厳しい状態となっていた。
 27年3月期には売上高が13億8688万円まで落ち込み、債務超過額は約22億円まで膨らんでいた。近時も業況は改善せず、自力での再建も難しく今回の措置となった。現在、関連会社を含めて岩手県内の大手同業者へ事業譲渡を協議している。