母の背中に乗って泳ぐ3歳児(出典:https://www.youtube.com)

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日本の昔話のひとつ『浦島太郎』では、漁師の浦島太郎がカメの背中にまたがって海の中をぐんぐん潜っていった。このたび話題となっているのは、両親の背中に乗って水中で遊ぶのが大好きな3歳児。浦島太郎を思い起こさせるロシアの男の子は、呼吸装置をつけずに一呼吸で水中深く潜る“フリーダイバー”でもあり、3歳にして10メートルの深さまで潜ることができるというから驚きだ。

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両親がプロのフリーダイバーでもあるヒョードル・アファナシエフ君(Fedor Afonasiev)が素潜りのトレーニングを始めたのは2歳の時。父、または母の背中にまたがって水の中をすいすいと泳ぐ姿は実に楽しそうである。

英メディア『mirror.co.uk』によると、エジプト東部ダハブでヒョードル君の水中での様子をカメラに収めたのは、ロシアでフリーダイビング連合教育機関を運営するプロのフリーダイバーのアレクセイ・モルチャノフさん(Alexey Molchanov、29)だ。

ヒョードル君の両親の良き友であるアレクセイさんは、フリーダイビングでは知る人ぞ知る存在で、フィンを使ったフリーダイビングでは2013年に423フィート(約128メートル)という世界記録を叩き出している。彼が息を止めていられる時間は8分33秒と驚異的だ。そのアレクセイさんが小さな子供がフリーダイビングに取り組むことについて次のように語った。

「子供のトレーニングは、安全面はもちろん、泳ぎ方、潜り方の専門知識を持っていなければできないことです。フリーダイビングは、かなり深く潜るまで減圧表に従う必要はありません。重要なのは一度潜ったら、次に潜るまで十分に休息することです。」

「ヒョードル君は1分間ほど息を止めることができます。深さにすると10メートルほどですが、記録は問題ではありません。ダイビングと違って人間の肺には限界がありますからね。ゲーム感覚で遊びながらというのが基本です。」

アレクセイさんのもとでインストラクターとして働くヒョードル君の両親も「ゴールは設定せず、一緒に遊びながら楽しんでいます」と語る。現在、家族で世界中を旅しては海に潜っているという。

危険と隣り合わせと言われるフリーダイビング。安全第一なのはもちろんだが、“楽しくやること”が上達の秘訣のようだ。

出典:https://www.youtube.com
(TechinsightJapan編集部 A.C.)