27日、韓国の李俊植副首相兼教育部長官が、国定歴史教科書に「大韓民国の樹立」との表現が使われていることについて、「日本統治時代の親日行為を美化する意図はない」と明らかにした。これに、韓国のネットユーザーがコメントを寄せた。写真は韓国の国旗。

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2016年11月27日、韓国・聯合ニュースによると、韓国の李俊植(イ・ジュンシク)副首相兼教育部長官が、教育部の作成した国定歴史教科書に「大韓民国の樹立」との表現が使われていることについて、「日本統治時代の親日行為を美化する意図はない」と明らかにした。

李副首相は同日の記者会見で、「大韓民国樹立という表現はわれわれの正当性を明らかにするためのもので、日本統治時代の親日行為を美化する意図はない」と述べた。李副首相は「さまざまな議論があったが、建国はある時点で実現したのではない」とし、「1919年から48年に大韓民国の樹立が完成するまでの全ての活動が建国活動だった」と説明した。

25日に公開された国定教科書の編纂基準で教育部は、最も議論を呼んだ48年8月15日を「大韓民国政府の樹立」ではなく「大韓民国の樹立」と表現した。これはニューライト陣営が主張した建国節の概念を受け入れるもので、進歩系と保守系の激しい攻防が予想されている。

これについて、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せた。

「我が国の教育が悲惨で恥ずかしい」
「言い訳はいらない。すぐに廃棄処分にするべき。なぜ国民の声を聞こうとしない?」

「38度線が引かれたのが1945年だ。1948年を建国日と主張することは、北朝鮮を国として認めることになる」
「朴槿恵(パク・クネ)が大統領になった理由はただ、自分と友人の崔順実(チェ・スンシル)一家と親日派のため」

「国定化自体に問題がある。なぜ教科書を政府の見方で統一しようとする?」
「いっそ歴史漫画で勉強した方がいい。歴史を忘れた民族に未来はない」
「大韓民国の樹立という表現が、なぜ親日を美化することになるの?」(翻訳・編集/堂本)