李大維氏

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(台北 28日 中央社)日台間の経済貿易問題について話し合う「台日貿易経済会議」が29日、台北市内で開幕する。李大維外交部長(外相)は28日、台湾が禁輸措置を取っている福島ら5県産の食品輸入解禁や沖ノ鳥問題など、議論が起こっている問題は議題に挙げられていないことを明らかにした。

5県産食品の輸入解禁について日本側からは高い関心が寄せられているため、今回の会議で日本側が輸入解禁の議題に触れる可能性が極めて高いとして、注目が集まっている。

李部長によると、今回の議題は知的財産権や農産品などについて。実質的な結論を出せるかは現時点では予測できないと語った。

行政院(内閣)農業委員会の当局者によれば、会議参加の主な狙いは台湾から日本への一部果物の輸出実現のためで、輸出や防疫について意見を出し、話し合いをするという。日本側が5県産食品関連の議題に触れた場合は、衛生福利部(衛生省)が主導して返答するとしている。

同会議の開催は41回目。台湾の対日窓口機関、亜東関係協会の邱義仁会長と日本の対台湾窓口機関、交流協会の大橋光夫会長がそれぞれの団長を務め、各関係部署が交渉を行う。会議は30日まで。

(戴雅真、陳政偉/編集:名切千絵)