窪塚洋介、小松菜奈ハリウッド進出作、スコセッシ監督『沈黙 ーサイレンスー』予告編が公開

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遠藤周作原作の『沈黙』をマーティン・スコセッシ監督が映画化した『沈黙 ーサイレンスー』のトレーラーが公開された。キリシタン弾圧が行われていた江戸時代初期の日本を描いた本作には、アンドリュー・ガーフィールド、リーアム・ニーソン、アダム・ドライバーらが主演に名を連ねる。また、窪塚洋介、浅野忠信、小松菜奈ら豪華日本人キャストも多数出演。

マーティン・スコセッシ監督の新作『沈黙 ーサイレンスー』は、江戸時代初期、キリシタン弾圧が行われていた時代のポルトガル人イエズス会宣教師を描いた作品だ。アンドリュー・ガーフィールドとアダム・ドライバー演じる2人の宣教師は、行方不明になったクリストヴァン・フェレイラ神父(リーアム・ニーソン)についての事の真偽を確かめるために日本へ向かう。フェレイラ神父は、キリスト教徒を迫害する体制によって拷問された後、信仰を放棄していた。


Photo Credit Kerry Brown

トレーラーでは「その国に足を踏み入れる瞬間、あなたは高い危険に踏み込むのだ」というナレーションが流れ、暴力や処刑が執行されるシーンが短く差し込まれ、不吉な雰囲気が漂っている。『沈黙 ーサイレンスー』は、1966年に出版された遠藤周作による同名小説を原作としている。

ニューヨーク・タイムズ紙の最新記事によると、キャストは台湾で行われた8カ月に渡る撮影に備え、徹底的な準備を行ったという。アダム・ドライバーは役作りのためにおよそ50ポンド(約22.6kg)の減量を行い、また彼とアンドリュー・ガーフィールドは、ウェールズにある聖ブルーノイエズス会修道院で、ダ貼イ噺討个譴1週間の沈黙を続けた。「もし後10年あったら、この役柄を十分に演じることはできなかっただろう」と、ガーフィールドは語った。

1988年に原作と出会ってから28年、スコセッシが長年に渡りあたため続けてきた待望のプロジェクトでもある本作は、遠藤周作没後20年、原作「沈黙」の刊行50年の節目の年にハリウッドと日本で制作された。

10月19日には、マーティン・スコセッシ監督と窪塚洋介、浅野忠信による記者会見が行われた。窪塚洋介が演じるキチジローは、ふたりの司祭を長崎へと導くガイドとなり、主人公ロドリゴの軌跡に重なって登場し、信念に生きようとする司祭と対比を為す重要なキャラクターだ。

人間の弱さを抱えるキチジローを演じた窪塚に対し、スコセッシ監督は、「力強く演じているだけではなく、心から正直に演じていて、役を心底理解していた。目の前でキチジローが作り上げられていくのを目の当たりにした」と絶大な信頼を寄せている。また、通辞役の浅野忠信は、長崎奉行にとらえられたロドリゴに棄教を迫る通訳として、流暢な英語を披露する。「監督とのオーディションで言葉を超えた感覚を共有できた」と語る浅野に対して監督は、「彼はキチジロー役のオーディションを受けたが、過去の出演作品を観て、
通辞役が良いのではないかとオファーした。結果はパーフェクトだった」と語っている。

遠藤周作が原作執筆にあたってテーマとしたのはタ祐屬亮紊亨ァ6い信念を持って日本にたどり着いた若き司祭ロドリゴに執拗にまとわりつくキチジロー。一方、狡猾な言葉を繰り出して宣教師の信念を屈服させようとする通辞。窪塚洋介と浅野忠信が演じる二人の日本人キャラクターは、物語の鍵を握る重要なキャラクターだ。

今年12月23日にアメリカで限定公開、2017年1月に全米拡大公開が予定されている。また、日本では2017年1月21日に公開予定だ。

映画『沈黙-サイレンス-』
2017年1月21日全国公開予定
原作:遠藤周作「沈黙」(新潮文庫刊) 監督:マーティン・スコセッシ
脚本:ジェイ・コックス 、マーティン・スコセッシ
出演:アンドリュー・ガーフィールド リーアム・ニーソン アダム・ドライバー 窪塚洋介
   浅野忠信 イッセー尾形 塚本晋也 小松菜奈 加瀬亮 笈田ヨシ 
配給:KADOKAWA

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