寒い冬に食べたくなる料理の1つが、ラーメンだ。湯気が立ちのぼる丼から麺をすくい上げ、フーフーと冷まして一気にすする・・・想像するだけで口の中によだれが溜まってくる。麺だけでは物足りないとして、ライスを一緒に注文する人も少なくないが、中国人にとってはラーメンとライスの組み合わせは実に奇妙に思えるのである。(イメージ写真提供:123RF)

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 寒い冬に食べたくなる料理の1つが、ラーメンだ。湯気が立ちのぼる丼から麺をすくい上げ、フーフーと冷まして一気にすする・・・想像するだけで口の中によだれが溜まってくる。麺だけでは物足りないとして、ライスを一緒に注文する人も少なくないが、中国人にとってはラーメンとライスの組み合わせは実に奇妙に思えるのである。

 中国メディア・今日頭条は25日、「日本人はラーメンを食べるのにどうして白飯を付けるのが好きなのか」とする記事を掲載した。記事は、主食どうしの組み合わせになる「ラーメンライス」を日本人が好む理由について、3つのポイントから解説している。

 1つ目は「日本人は何でもご飯と一緒に食べる」習慣があるとした。ラーメンにご飯を付けるのは、ステーキにライスを付けるのと同じようなものであり、ギョウザもライスと一緒、そばにもご飯を付けると説明している。因みに、ギョウザも中国人にとっては主食であり、これにライスを付する「ギョウザ定食」も「ラーメンライス」同様に奇妙なのだ。

 2つ目は、終戦直後の物資不足の時期に、うどんなどの麺料理と米飯を一緒に食べる習慣ができたというものだが、根拠に乏しく説得力は今一つだ。3つ目は、ラーメンの種類によっては米飯と抜群の相性を見せる点を挙げている。また、ラーメンはスープ料理であり、麺を食べてしまった後でさらに腹を満たすため、スープをお供にご飯を食べるという考え方をすれば「そう奇妙に感じなくなる」としている。

 1つ目と3つ目の解説はなかなか面白い。お店のラーメンでも、インスタントラーメンでも、何か物足りない時にはライスをスープに投入して雑炊感覚で食べたくなる。ライスはライスで、麺とは異なる味わいを楽しませてくれるのだ。また、スープが往々にしてしょっぱいため、ついつい真っ白なご飯が欲しくなるということもあるだろう。

 日本を訪れた中国人観光客で日本のラーメンを目当てにやって来る人は是非1度、「ラーメンライス」を体験してもらいたい。きっと「日本人がどうしてラーメンと白飯を一緒に食べたがる」理由を体得することができるはずだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)