6人がディランを演じた
「アイム・ノット・ゼア」 (C)2007 VIP Medienfonds 4 GmbH &
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 米ローリング・ストーン誌が「音楽伝記映画ベスト30」を選出し、ノーベル文学賞受賞で話題を呼んでいるボブ・ディランの半生を描いた「アイム・ノット・ゼア」(2007)が第1位に輝いた。

 トッド・ヘインズ監督による同作は、ケイト・ブランシェットやヒース・レジャー、リチャード・ギア、クリスチャン・ベール、ベン・ウィショーと豪華キャストが名を連ね、6人の演者でディランの多面性を見事に表現。同誌は、「単に時系列を追うことから離れ、広義での伝記の本質をとらえており、何年もかけてディランがいかにして自己改革し続け、世界を作り変えてきたかをスリリングかつ、探究心たっぷりに描いた」と選出の理由を解説している。

 第2位は、クリント・イーストウッド監督、フォレスト・ウィテカー主演で伝説のジャズ・サキソフォーン奏者チャーリー・“バード”・パーカーの生涯をつづった「バード(1988)」。続いて、カート・ラッセルがエルビス・プレスリーに扮した「ザ・シンガー」(ジョン・カーペンター監督)が第3位にランクインした。ランキングでは、ロック、ジャズ、クラシック、ポップス、ヒップホップなど幅広いジャンルが網羅された。

 ローリング・ストーン誌選出「音楽伝記映画ベスト30」は以下の通り。

1.「アイム・ノット・ゼア」
2.「バード(1988)」
3.「ザ・シンガー」
4.「シド・アンド・ナンシー」
5.「バディ・ホリー・ストーリー」
6.「ストレイト・アウタ・コンプトン」
7.「ウォーク・ザ・ライン 君につづく道」
8.「8 Mile」
9.「アマデウス」
10.「ウディ・ガスリー わが心のふるさと」
11.「歌え!ロレッタ 愛のために」
12.「ラウンド・ミッドナイト」
13.「Ray レイ」
14.「恋するリベラーチェ」
15.「The Jacksons: An American Dream(原題)」
16.「コントロール」
17.「TINA ティナ」
18.「ラストデイズ」
19.「ラ・バンバ」
20.「ジェームス・ブラウン 最高の魂(ソウル)を持つ男」
21.「戦場のピアニスト」
22.「CrazySexyCool: The TLC Story(原題)」
23.「ドアーズ」
24.「ラブ&マーシー 終わらないメロディー」
25.「バック・ビート」
26.「Liztomania(原題)」
27.「エディット・ピアフ 愛の讃歌」
28.「ランナウェイズ」
29.「ノトーリアス・B.I.G.」
30.「セレナ」