フローレンス・ヘンダーソン

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米ABCの人気ファミリードラマ『ゆかいなブレディ家』の母キャロル役で知られる女優フローレンス・ヘンダーソンが、今月24日(木)の夜にロサンゼルスで亡くなった。82歳だった。

声明によると、フローレンスは亡くなる前日に入院しており、家族や友人、マネージャーに囲まれながら息を引き取ったという。死因は心不全だった。

フローレンスは1969年から1974年にかけて放送された『ゆかいなブレディ家』で一躍注目を集め、のちに製作された続編となるTV映画や劇場版映画にも出演し、アメリカ国民の母親として愛され続けていた。2010年にはプロダンサーとペアを組んだセレブたちが社交ダンスで対決する人気リアリティ番組『アメリカン・ダンシングスター』に出演し、再び注目を集めていた。先日まで放送されていた同番組のシーズン23には、ブレディ家の娘マーシャを演じていたモーリーン・マコーミックが出場し、フローレンスも彼女を激励していた。

フローレンスの突然の訃報に、『ゆかいなブレディ家』の多くの関係者がコメントを寄せている。実生活でも50年以上友人関係だったという長男グレッグ役のバリー・ウィリアムズは、フローレンスのことを「彼女は母で、時にはいい友人で、そして恩師だった」と語り、彼がブロードウェイミュージカル『ピピン』のオーディションに参加した際には、わざわざ劇場まで足を運び、大一番の勝負に緊張していた彼をリラックスさせてくれたという、"母親らしい"優しさが伝わるエピソードも明かした。

また、末っ子シンディ役のスーザン・オルセンは、自分の子どもが祖父母を亡くした時に、「僕にはまだフローレンスおばあちゃんがいるよ!」と言っていたことを明かし、スーザンにとっては一緒に育てられたような存在であるフローレンスの実子たちのことを気にかけ、「私の心は彼女の4人の子どもたちと一緒にあるわ」とコメントしている。

ファンにも共演者にも愛されたフローレンスの冥福を祈りたい。(海外ドラマNAVI)