アトレティコ・マドリーを率いるディエゴ・シメオネ監督にとって、27日は最高の一日となった。チームが3-0と快勝したのに加え、イタリアで戦う息子ジョヴァンニがユヴェントスとの大一番でドッピエッタ(2得点)の活躍を見せたからだ。

リーガエスパニョーラ前節でレアル・マドリーとのダービーマッチを0-3と完敗で落としていたアトレティコ。だが、オサスナと敵地で対戦した今節は、36分にディエゴ・ゴディンのゴールで先制すると、直後にケヴィン・ガメイロが追加点。終了間際にもダメ押し弾を挙げて快勝した。

試合を終えたシメオネ監督をさらに喜ばせたのが、ジェノヴァから届いた知らせだ。イタリア王者ユヴェントスとのビッグマッチで、息子ジョヴァンニが3分、13分と立ち上がりに2得点をマークした。

ジェノアはさらにオウンゴールで1点を加える。ユヴェントスが前半だけで3失点したのは、2005年以来11年ぶりという。ジェノアは終盤に1点を返されたものの、3-1と見事な勝利を収めた。

もちろん、シメオネ一家は喜び爆発。父ディエゴはかつてラツィオ時代に自らがユーヴェ相手にゴールを決めたときの写真と、今回の息子ジョヴァンニの写真を並べ、「感動的だ」とツイートした。


一方、ジョヴァンニは「みんな、最高の試合だ! ジェノアの人間だと感じさせてくれてありがとう! がんばれジェノア!」とチームの偉業を喜んでいる。