22日、日本各地で高齢ドライバーによる交通事故が相次いで発生しているが、韓国では廃車寸前の「超高齢車」が路上に急増し、問題となっている。資料写真。

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2016年11月22日、日本各地で高齢ドライバーによる交通事故が相次いで発生しているが、韓国では廃車寸前の「超高齢車」が路上に急増し、問題となっている。韓国・YTNが伝えた。

自動車の寿命は手入れの仕方によって多少差があるものの、韓国では通常10年程度が一般的という。しかし15年を超えても現役の超高齢車が、今年6月の235万2028台から9月には242万6186台に、3カ月で7万4158台増加した。これは同期間の自動車全体の登録台数の増加分の半分近くを占める規模だ。今年9月の台数は昨年同月と比べ23万8601台増加、全体の登録台数に占める老朽車両の比率は10.5%から11.2%に上昇した。

これは不況の影響で新車の買い控え傾向が続いていることもあるが、老朽ディーゼルカーの廃棄時に税制支援を受けられる法案がいまだ国会で成立をみていないことも原因だ。事実、現在走っている老朽車両の半分以上をディーゼルカーが占めている。政府は今年6月末、15年以上のディーゼルカーを新車に買い替える場合、最大143万ウォン(約13万7000円)の税金を優遇する法案を出したものの、審議は進んでいない。法案成立と買い替えを待つ消費者のいら立ちは募り、高齢ディーゼルカーは日々ばい煙を吐きながら路上を走り続けている。

これについて、韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せた。

「以前は1台の車を長く使おうという運動をしてたのに、今度はまだ乗れる車も廃車にしろって?ふざけてるのか?」
「これは現代(ヒュンダイ)・起亜(キア)自動車グループが好きなニュースだ」
「僕の車は94年式だけど、あと10年は乗れそう。税金も保険料も安いし、買い替える理由がない」

「現代や起亜の車だと15年もすればさびだらけでボロボロになるけど、他の車はそうじゃないよ」
「10年乗って捨てるようなものを車と呼べるのか?」
「大気汚染はサバのせいじゃなかったっけ?(韓国環境部が以前、サバを焼く際に多量の大気汚染物質が出ると発表したことを受けて)」

「年数より走行距離の方が影響が大きい」
「事故なく乗ったら少なくとも15年は持たなきゃ正常とは言えない。そうじゃなければ手抜き製造だろう」
「ディーゼルカーだって50万キロは乗らなきゃ。家計も苦しいしね」(翻訳・編集/吉金)